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天狗になって送る風

作者: 檸檬

確かに風が吹いたよ


そう言ってくれんだ


きみの香りがしたよと


確かに風が吹いたから


きみを思ったと


そう言ってくれたんだ


優しさかもしれないけど


嬉しくて 嬉しくて


これから


もっと風を送り続けていこうと


思った


きみに褒められて


猿より早く木に登って


天狗になって


風を送るよ


もう やめてくれって


言われるまでね


今夜はちょっと雨の匂いが


するかもね


月と一緒に散歩をして


鼻歌をうたった


きみに褒められた気がした夜だから


きみの優しさが心にしみた夜だから

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