第135話 155億中抜きしてみた!!
ここは4輪ピック会場の表彰台型記者会見場。
「4輪ピック開会式の裏話をお話し下さい!!」(←報道の自由な記者)
(↓電通マン〇の佐々木宏(さべつ したろう)66歳クリエイティブディレクター)
「4輪ピック開会式だけどねー、実力のある女MIKKOさんが企画してたんだけど電通マン〇の僕が蹴ってやんだよーーガハハハハハ!!
日本で女性が実績を残せない理由がよく分かるねーー、実力はなくてもコネがある僕みたいな上級国民が国策にねじ込めるんだからね!!ガハハハハハ!!あっ、これ電通ジョークね」
「165億マネーも掛かったちょっと豪華な学園祭レベルの開会式でしたが、やはり165億マネー掛けた成果はありましたか??」
「もちろんです!!165億の内155億、94%は電通が中抜きして、4輪ピックと身障ピックの開会式と閉会式2つで計4つの式典を10億で作るんだけど、まあ適当でOKかなーって感じで身内ノリ全解ではっちゃけちゃいました(笑)」
「えぇーーー!!働いてないのに電通は155億も貰えるんですか!!94%も中抜き出来るなんて、いいゴミ分ですね!!これはやっぱり日本の伝統を守っていく電通の素晴らしいポリシーに則った中抜きだったんですか?」
「えぇ、もちろんです!!国民の税金は僕たち電通が自由に使えるお金なので、94%中抜きは日本の伝統ですから、これを世界に発信して行くことが僕たちの使命だと思っています(笑)」
「でも貴方、解雇されてましたよね」
「解雇じゃないですね。辞任ですね。訂正してお詫びしてください」
(↓小林賢太郎(こばやし かしこいたろう))
「そうですよ!!解任されたのはこの僕!!小林賢太郎(こばやし かしこいたろう)ですよ!!」
「あっ、悪の組織から悪すぎることを理由に解任された小林賢太郎(こばやし かしこいたろう)だ」
「僕の後任で今回の4輪ピック開会式を担当したのは博報堂の日置 貴之(ひおき たかゆく)46歳ですが、広告代理店の絆で、再々委託してみた!!結果!!→僕の考えたお遊戯が全世界に放送されたんだ!!→なので全責任は博報堂の日置 貴之(ひおき たかゆく)にあるので無責任で逃げます!!」
バビューン!!(小林賢太郎(こばやし かしこいたろう)が逃げ出す音)
「ユブヤ人に土下座しなくていいんですかーー!!」
「まあいいや。で、4輪ピックで最も評価すると回答があった1824台のドローンを使った夜空にLEDで地球を描く、はどのように制作したんですか!?」
「誇らしいですよね!!やっぱり日本の技術力は凄いんだと世界にアピール出来ましたから!!この話はもういいでしょう」
「え?なんでですか?INTELに外注してたから答えないんですか?日本の技術力は中抜きされすぎて0になっていますよ!?やっぱりアメリカはすごい!!」
(↓無観客の4輪ピック会場の機械音)
「アメリカバンザーイ!!」
「アメリカバンザーイ!!」
「アメリカバンザーイ!!」
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