第13話 テンプレ転生のつもりか?下等生物が
マンションの10階の自室に突っ込んできたトラックに潰されて死んだと思ったら、どこだここは!
「ずびばぜーーーーーーーん!!」
ゆるふわ金髪巨乳女神が泣き喚きながら、もの凄い勢いで毎秒100回土下座していた。
辺り一面真っ暗で、女神っぽい女と佐山にだけスポットライトが当たっている。
光 ←スポットライト
光光光
ゆるふわ金髪巨乳女神←ド、ド、土下座
光 ←スポットライト
光光光
佐山←この辺に居る
「わたしは、女神アルメダ!この度は、こ、この度は……、こちらの不手際であなたを殺しちゃいましたーーーー!!
まことに、誠に……、申し訳ありませんでしたーーーーーーーーーーーー!!」
「うぇええええええええん」(泣く音)
両手をグーにして涙を流しながら、女神アルメダは泣き土下座をしていた。
「おいおい、そんなに泣かないで下さい。
女の子に泣き土下座させる趣味はありません」(←紳士的な態度)
「チラッ」アルメダが顔を上げて、てへぺろ!っと舌を出した。
「許してくれるんですね!流石です!あなたが神ですねぇ」
アルメダは悪びれもない態度だ!
「死ぬ予定だったのは、カズキ・サヤマ=サンじゃなかったんです!!
本当は、あなたの隣の部屋にいた悪徳政治家だったんです!」
「なっ、なんだってー!」(←興味のない顔)
「隣の部屋の女子中学生に、お小遣いを上げるって言ってTweeTEROで絡んでた税金泥棒がちょうどタイミングよく、部屋に居たもんですから!
正義の鉄槌を下そうとしたんですけど…………、ミスっちゃった?」
「てへぺろ!?」(舌を出したところにアッパーを噛ます)
「イダア"ア"ア"ア"ア"ィ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"ーーーーー!!いんですけどね」
↑(一瞬で治ったアルメダ)
「そんな訳で!こちらの手違いなので、転生させてあげましょう!!
スライムとか蜘蛛に転生させても、どうせすぐに人間になるだろうし人間のまま転生させてあげましょう!!
下等生物の蛇にならずに済んで良かったですね!!」
「まあ、話しぐらいは聞いてやるよ」←(偉そうな態度)
「そんなあなたに朗報です!!今から30分以内いないばーー!!にお電話頂いた方限定で!!最強スキル無料プレゼント!!」
「唐突に青汁のCM流すのやめてもらっていいですか?」
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