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かつて善人だった少女は復讐の道だけを突き進む  作者: リィズ・ブランディシュカ
3/10

02 破滅の始まり



 破滅の始まりは、その少女が住んでいる国を治める王様だった。


 力をつけた聖女が怖くなった王様は、少女を疎むようになった。


 しかし、初めの頃はまだ、間接的な嫌がらせを行うだけだった。

 あらぬ噂を立てたり、濡れ衣をきせたりもした。


 だが、それでも聖女の力は衰えなかった。


 そこで王様は、今度は物理的に亡き者にしようと考えた。


 そして時間をかけて計画をねり、暗殺者を放ったり、毒をもったり、様々な策を用意したのだった。


 結果的に、聖女は無事だった。

 だが、そのたびに聖女を守ろうとした人々が倒れて行った。


 家族。親友。恋人。

 聖女は、近しい物を全てなくしてしまった。



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