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竜堂奈々~退魔幽遠記~  作者: 黒企画
第一章 退魔の少女
1/6

00 プロローグ

本作品はフィクションです。

登場する人物・団体・国家・企業・名称・宗教などは全て架空の設定であり、現実との関係はございません。


オリジナル作品ですが、どこかで見知った名称や名前が出てくることもあります。10年以上前に書いた作品を編集しつつ、ここで続きを書いていく感じなので、プロットとかはないグダグダ進行となるでしょうが、お付き合い頂ければ幸いです。


また、本作は『外伝』となります。

竜堂奈々16歳 〜退魔幽遠記〜


  〜プロローグ〜


 リティール。


 その名は地球というなの惑星に始めて建国された統一国家の名前だ。


 西暦も2100年を越えようとしたある日、世界規模の大地震が起こった。

 その災害規模はすさまじく、地球人類の70%以上を減らす程の大惨事であった。

 またその地震が原因となり、大陸の形が大きく姿を変えた。殆ど1つの大陸になってしまったのだ。


 復興は困難を極めた。復興するにも人手が足りない。大陸移動による気候の変化で食料の確保も難しくなった。意思疎通も言語の違いという壁によって上手くいかず、更に大陸が統一されたことによって異民族間の争いも絶えないようになっていた。


 そうやって荒廃した世界は更に荒んでいった。


 結局、その状態が100年以上も続いた結果、更に15億近くの人間が減ってしまった。地球上に暮らしていた60億以上いた人間が、たった5億人程になってしまったのである。


 次第に人々は自らの存亡の危機を感じたのか、はたまた争いに疲れたのか、復興と再生に向けた活動が本格的に始まった。

 そうしてようやく人類が元の暮らしを取り戻しかけた頃には元の国などの事は忘れてしまっていた。

 言葉も今までの言葉から新しく世界共用語が作られた。



 大震災からおよそ200年程が過ぎた時、かつて東京と呼ばれたいたであろう大地を中心に大都市が形成されていた。

 そしてそこを中心に「リティール」という国家が生まれたのである。


 厄災を経て、ようやく人類がひとつになったのであった。


 そうして更に幾許かの時を経て…そんな大地震の記憶も遠い過去のものになったころ。

 人々は平穏に暮らせる日常が当たり前になった。


 そんなリティールから話は始まる。


 誰もがあの壮絶な戦いが始まるとは夢にも思っていなかった、まだ影が身を潜めていた頃の話。

 別の影と戦う者がいた。


 それが竜堂奈々、当時16歳のまだ何も知らない少女だった。


初投稿となります。

誤字・脱字等ありましたら、ご指摘いただければ幸いです。


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