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帝暦元年

一から書き直すことにしました。

投稿ができておらず申し訳ありませんでした。

この話は飛ばしてもだいじょうぶです。抽象的な表現が多いのでとてもわかりづらくなっております。

この世界は波で満たされている。

波を起こしたものもいつの間にかその波に飲まれている。

喜怒哀楽の感情も不規則に、かつ定期的に湧き誰もが抗うことができない。

未来などあるのか。過去とはあったのか。そんな不確かな世界でもより良くしようと、大きな波を起こしたものがいる。

見方によれば革命であり、反乱でもある。

無事革命を遂げた彼らは遂にこの日を迎えた。

それを後に人は【始まりの日】と呼ぶ。








ーー 帝国元年 始まりの日



白い広間の中央で握手する二人がいた。

 男は見惚れるような美しい白い髪に童顔で無邪気な笑みを浮かべている。対する女は迷い混んでしまうような漆黒を全身にまとい、対照的な白い肌はひたすら眩しい。彼女も男を慕うような雰囲気を感じさせる笑みを浮かべている。


 握手をし終え、背を向けて反対側に歩き、また向き直る。観戦するのはたった十人の男女。されど、彼らを相手にできる国家などただひとつとして存在しないのだ。そんな最強ともいえる12人は今日この世を平定し、統治する配属場所を決めるために、12人でのトーナメントを行っている最中である。そして今から注目の決勝戦と言うわけだ。敗者は死を司り勝者は生を司ることになる。いわば天と地というやつであり、真反対の立ち位置になるわけで最も会いづらくなることになるのだ。これは、世界を統治した彼らにも適応され会えて年で1回なのだ。運命は残酷で彼らは恋人同士であり夫婦である。この組み合わせが決定してから離されることは必然であるのにも関わらず、彼らは笑みを浮かべる。


 「お前と本気で戦えるとなると楽しみだな」

 「私とあなたでこの世を両面から支えていきましょう。もちろん負けるつもりはありませんよ。」


 直後二人は銀色の世界に包まれ3日間爆音が消えることはなかった。


 




















 現在の世界の始まりとなった、二人の戦いは絵画となっている。二人が向き合い拳をぶつけ合う姿はこの世で二番目に高価な絵として有名である。この絵の名は「銀色の世界」。二人を戦闘中包んでいた空間の色が由来である。




 その名画の10倍以上の価値があると言われ、実質購入不可能だと言われている絵画の名は「起源」と呼ばれている。




 誰もが羨望を持つであろうその絵には、戦いの後、光に照らされる女を抱き寄せ様々な感情を想起させる笑みで最愛の彼女の顔に影を落とす男の姿が描かれている。

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