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18話 大伊津

 臘月18日早朝、近坂国ちかさかのくに峨峨峠ががとうげ付近


 翌日、軍監を迎えた北辺征討軍は、近坂国の国境に展開していた陣を引き払い、南へと向かい始める。

 500名あまりの歩兵と荷馬車を伴い、軍はゆっくりと朝靄の中を進む。

 全く乱れの無い2列縦隊の隊列は、たった数ヶ月の訓練を受けただけの元納税人足とは思えない程見事なもので、その隊列の中に所々荷馬車が混じっている。

 兵となった納税人足達の揃った足音と、荷馬車の車輪が立てる大きな音が重なり、静かな朝は喧噪によってかき乱された。


 近隣の住民は、数十年来見たことの無い国軍の威容を見て恐れをなし、家にこもって震えるばかりで、沿道に出てくる者達はいない。

 行武は征討軍の総大将として馬上にあって、その兵士の列を眺めていた。

 いつも通りの特別製の短甲に手甲、臑当てを装備し、背には箙と大弓、腰には長剣を帯びて一本雉尾羽の兜を被り、白い髭を蓄えた顎でしっかりその緒を締め上げている。


 人影のない周囲は、朝早いこともあってひっそりとしている。

 その様子を見ていた行武は、厳しい眼差しでうっそりとつぶやく。


「この国も何と様変わりしたことか……」


 良いのか悪いのか分からないが、ただただ、変わってしまった。

 行武の若い頃であれば、軍が進発するとなれば貴族や都人は言うに及ばず、周辺の民や遠方の民までもが集まったものだ。


 勇ましいつわものを一目見て、そして励まして送りだそうと人々は口々に激励の言葉を発し、慰めの言葉を掛けたものである。

 集まった民達は、瑞穂国の独立を守り、和を乱す叛徒を討ち、命をかけて自分達を守る役目を負った兵達つわものたちを尊敬し、温かく見守った。


 それが今やどうか。


 兵や荒事を強く忌避し、ただひたすら難事をやり過ごすのみで、自ら解決する術を持たない民人。

 国難に関心を持たず、私欲にまみれ、まつりごとを蔑ろにする貴族。


 この国は変わってしまった。


 そして命をかけ、身体を張り、気概を持って国のために働くものを蔑ろにする。

 お題目を称え、律令を金科玉条として奉るだけでは国は守れない。

 これでは早晩、豊かな瑞穂国は諸外国の侵略を受けるか、内乱で滅ぶか、はたまた蛮族の侵入で国がバラバラになって消え去ってしまう。


 幸か不幸か、老い先短い自分がその末路を見ることは無いだろうが、瑞穂国の未来は決して明るくは無い。

 今一度、今一度この国を建て直さなければならない。

 焦燥感に似たその想いは、閑職にありながらも常に行武が持ち続けた思いだ。

 しかし自分に立て直しの機会と時間が残されているかどうかといえば、無いと言わざるを得ない。


 時間は、最早無い。


 機会についても、同様だ。

 友であった前の大王が身罷られたことで、限りなく、機会は無くなってしまった。


「はっ……今更わしごときに何が出来るものか」


 自嘲と共に出た結論は、諦念であった。

 40年前の政争に敗れる前の行武であれば、あるいは何かを為せたかも知れない。

 しかし力を失ってしまった上に老いぼれたこの身では、最早何を為すことも出来ない。

 とにかく寿命に連動した時間が無いのである。

 幾度となく考えたことだが、今また考えてしまった。

 そして出る結論も今までと全く同じ。


「存外わしは未練がましいようじゃなあ」


 どうにもこうにも、自分はこの国が心底好きなようだ。

 それ故に何をしても、何を考えても無駄と分かっているのだが、その将来を考えると居ても立ってもいられずに、何か自分に出来ないものかとあれこれ考えてしまうのであろう。

 嘆息と共に言葉を吐き出しつつ、行武はこれまた同じ理由に辿り着く。

 黙々と歩き続ける、兵の姿をした納税人足達の後を追い、行武は薄い笑みを浮かべた。


「今は出来ることをする他に、わしに何かを為す術は無いわい……」


 とにかく今は、国に尽くしながらも不幸な目に遭った彼らを生まれ故郷に帰す。

 そして、北の辺国の反乱を鎮める。

 行武に課された課題は、決して軽い物では無い。

 今は目の前の課題を全うすることが最優先。

 複雑な心境を残しつつもそう思い定めた行武が、先頭に出るべく馬の尻に籐鞭とうのむちを入れようとしたところで雪麻呂が慌てて駆け寄ってきた。


「少将様、方角が逆さまではございませんか?」


 征討軍は陸路を北へ向かう予定になっている。

 しかし、今征討軍が向かっているのは、真逆の南西。

 行武はにやりと不敵な笑みを浮かべて雪麻呂に言う。


「これで良いのじゃ」

「え?えっ?」


 行武の言葉に目を白黒させる雪麻呂。

 そこへ正軍監の玄墨久秀が副軍監の薬研和人を伴い、慌ててやって来た。


「征討軍少将……方角が些か違いまするぞ」

「お主らもか、一々煩いわい。これで良いのじゃ。わしらは船で北へ向かうのじゃからな」

「ふ、ふね?」

「フネって何だ?」


 行武の台詞に、雪麻呂は呆気にとられ、ツマグロは不思議そうにその雪麻呂を見上げる。


「まさか殿様……まさか、まさか……」

「少将様にはいつも驚かされます」

「全くですな」


 是安は手持ちの資金がこの為に用意されたことを知って驚愕し、少彦と弘光は感心しきりだ。


「まあ、そうですね、それが一番早いでしょう」

「何と、成程。その様な手が……抜かったか」


 船舶での移動がごく日常的に行われている西域出身のマリオンは特に何の感慨も無く肯定の言葉を発し、久秀はただただ驚愕している。

 そんな各々の反応を楽しそうに見回し、行武は号令を下す。


「目指すは京府の玄関、近坂の大伊津おおいつじゃ!我が旧友の津司殿つしどのが待っておるわ」






 臘月19日、近坂国、大伊津


 人と荷で賑わう、京府近郊の港湾都市、大伊津。

 かつては七海早津なみはやつと呼ばれ、交易や船舶交通だけで無く、瑞穂国の水軍基地があった一大港湾である。

 対外宥和、非戦交歓を旨に諸外国との交通を制限し始めてからはその軍事的な要素は排除され、純粋に京府の玄関口としての機能を大いに発揮していた。


 しかしながら、軍事的な機能が失われるにつれ海賊が横行し始め、裏腹に公的に取り締まりや裁定をするべき津司つしと呼ばれる役人は権能を失ってしまい、船商人同士の諍いごとや、酒が絡んだ海の荒くれ男達が暴れたりする頻度が増えた。

 裁定する者も取り締まる者もいないので、最後は実力行使で決着を付ける他に手段がないからである。


 水軍も解体されて早30年が経った。


 一応の秩序は保たれているものの、どこか殺伐とした雰囲気を漂わせ、綱渡りで早津の港の賑わいは続く。

 そんな町に、行武は完全武装の兵500を率い、荷馬車を数多引き連れて現れた。

 内実はともかく、見かけは完全に朝廷の正規兵である。


 町がざわめき、騒ぎがあちこちで起こる。


 ここ数十年は絶えていた朝廷の軍兵の行進に、早津の町は静かに混乱し始めていた。

 朝廷が早津を改めて支配下に置くべく動いたのか?

 それとも、最近の治安悪化とそれに伴う陳情に業を煮やして、裁定と平定を兼ねてやって来たのか。

 誰もが固唾をのんでその行進を見送る他ないのだった。







港に着いた行武を、いきなりの怒声が出迎えた。


「遅いぞクソジジイ!」


濡れても身動きしやすいように袖と裾を詰めた衣服を身につけ、忌々しげな表情も露わに大声で毒突く老人に、行武も負けじと言い返す。


「やかましい、糞爺にクソジジイなどと言われとうないわ」

「クソジジイにクソジジイといって何が悪い、わしはまだ爺では無いわい」

「よう言うのう……」


 半ば呆れたように言うと、行武は正面に腕を組んで仁王立ちする巨漢の老人に近付く。


「ふん!しょぼくれおったな!行武。まあ、久しくはある」

「久しいな、早速武銛はやみのたけもりよ……かれこれ40年ぶりかの?」


 行武から早速武銛と呼ばれた威丈夫の老人は、太い腕とこめかみに血管を浮かび上がらせ、潮風に錆びた胴間声でがなり立てる。


「ぬかせ!一日千秋の思いよ。年数など考慮に無いわ」


 武銛は行武にどかどかと足音荒く近付くと、その間近でぐっと行武を睨み付ける。

 そしてお互いの腕をがっちりと正面から掴み合う行武と早速武銛。


「良く来た!」


 そう怒鳴るように言った武銛の表情は、それまでの苦虫をかみ潰したようなものから一転して満面の笑み。

 しばらくそうして久闊を呈した後、武銛はゆっくりと行武から腕を放して言う。


「お前の使者だという黄金色の髪の姉ちゃんを見た時はさすがに驚いたが、まあ、またやる気になったようで何よりだ。ちと遅いとは思うがな!」

「何事も遅すぎるという事はあるまい」

「ふん、講釈を垂れおってからに!だがまあ良い。準備は出来ているぞ」


 鼻を鳴らす武銛が踵を返しながら言うと、行武もそれに続きながら小さな声で言った。


「まあ、宜しく頼むわい」






 武銛に連れられた行武らは、賑わう大伊津の中心部から随分と離れた、それこそ港の片隅。

 しかしそこには一行の度肝を抜く物があった。


「こ、これは……!?」


 いつも無表情な久秀が驚愕するその目の前には、黒い巨船の姿があった。

 大伊津の船着き場に停泊するその巨大な船は、何と7隻。

 舷側が周囲の瑞穂国で作られた舟より一段と高く、とにかく船体が大きい。

 長さも瑞穂国の一般的な舟の倍はあるようで、黒く塗られた船体の下部には櫂を出すための穴が設けられているようだ。


 櫂は今出ていないが、西方諸国で使われる櫂船の様式を一部に取り入れているのだろう。

 帆柱は2本、帆には麻が使われており、また通常の瑞穂舟であれば館が設けられている場所には、構造物こそがあるが簡単な物しか無い。


「居住性はちと悪いがな!遠洋に出るには大船に限る。物も多く積めるしな!」

「よう揃えてくれたのう、感謝するわい」


 得意げな武銛の言葉に、行武が率直に礼を言う。

 ひねたところのある武銛も、その言葉には素直に頷いた。


「まあ、そうだな。だが心配するな、普段は交易で西に出している。お主から連絡が来た故に、慌てて各地の船を呼び戻しはしたが、何ほどのことも無い……お主がしてくれたことに比べればな」


 胴間声を潜め、行武に頭をひとつ垂れる武銛。


「わしら旧の水軍衆が曲がり形にも今までやってこれたのは、梓弓左近衛少将よ。お主のお陰である。深く感謝する……皆の衆!!」


 その武銛の力強い言葉と同時に、付近にいた船頭や船員、荷運び人足らが、その手や足を止めて一斉に行武に向き直った。


「蟄居の憂き目に遭いながらも、津司の役職を取り付け、わしらに与えてくれていなければ、この国は容易に海外に門を閉じていただろう。わしらの船道もその時に閉ざされていたに違いない」

「わしは何もしておらぬ。むしろ水軍の解体を止められなかったわしの方こそ謝らねばならぬじゃろう」

「いや、あぶれたわしら水軍衆を集めて交易組合を造り、わしに津司の役職をくれたのはお主だ」


 かつての水軍大将の役職にあった早速武銛にすれば、不当に低いと言わざるを得ない役職であるが、そのお陰で水軍衆の命脈がしっかりと保たれたのも事実だった。

 彼らは皆かつて瑞穂国で水軍の兵や将官として旨に誇りを持ち、戦友の勇士を刻みつけて国に奉仕した者達。


 しかし、無情にも瑞穂国はそんな彼らを切り捨てる。


 軍備を縮小した際に、真っ先に費用のかさむ水軍衆が解体されたのだ。

 数百を超えた戦船いくさぶねは、全て廃棄されるか下げ渡され、水兵は全員解雇されてしまったのである。

 島嶼部に成立した国でありながら、現在の朝廷は公的な船を一艘も持っていない。

 今、武銛が就いている津司という役職も位階は十位と実に低い。

 それ故に蟄居を受けた行武にも手配することが出来たのが僥倖であった。


 早速武銛は大伊津の津司としてかつての水軍衆を交易船へと仕立て変えて命脈を繋ぎ、40年を務めている。

 お陰で瑞穂国は辺鄙な場所にありながらも、東西南北の各国と活発な交流を築き、諸国の文物が大いに入ってきている。

 既に代替わりした者もいるが、それでも行武の付けた道筋は彼らにも遍く行き渡っているのだ。


「「「少将様、御支援有り難く!!」」」


 感謝の唱和が、行武を中心に大伊津を包む。

 誇り高き瑞穂之船乗衆みずほのふなのりしゅうが頭を深く垂れる。

 しかしそこに卑屈さは無く、ただただ芳心のみが溢れていた。


 少彦や弘光が驚き、是安が首を左右に振りつつ溜息を吐く。

 マリオンが嬉しそうに微笑み、肩を抱かれた雪麻呂が戸惑いつつも笑みを浮かべ、ツマグロやスジグロが興味津々といった風情でその横に立つ。

 物陰では猫芝が興味深そうににやにやと笑みを浮かべて行武を見ている。


「わしらの感謝は大海原より広く、深く、そして長く続くものじゃ、遠慮無く受けられい」


 何時になく真剣な口調で言う武銛に、行武も態度を改めた。


「まあ、何程のこともしておらぬが、皆の役に立ったのであれば嬉しく思うわい」

「わっはっは、お主らしい答えじゃ。それであるからこそ我らが忠節を尽くすに相応しい」


 そう言いつつ武銛は気安く近付くと、ばんばんと行武の鎧で覆われた背中を手の平で叩いて親愛の情を示す。






「急げ!今日中には出発するのじゃ!」


 武銛の号令で周囲の船乗り達が一斉に動き出した。

 船着き場での指示を徹底するべく武銛が歩み去ると、顔を少し強張らせた様子の久秀が和人を強引に伴って近寄ってきた。


「貴公には色々と隠し事があるようだ……まあ、追々明らかになって行くであろうが、いずれにしても私は精精報告させて頂くことにしよう」

「……ふん、つまらぬ男よのう」


 興味なさそうな様子を身体全体で現しながら憎まれ口を叩く行武。

 久秀のこめかみに僅かに青い血管が浮き立つ。

 和人は処置無しと言った風情で天を仰いでいる。


「軍兵は道々集めると仰せになられたはず、これでは軍兵は集められませぬ……それとも、潮待ちの津や浦へ軍兵をわざわざ集めるのですか?はて、それではかえって時間が掛かりましょう、それにその様な令辞出されておりませぬが……私を謀ったのですか?」

「単なる方針転換じゃ、軍には良くある事よ」

「またその様な詭弁を……!私を煙に巻こうとしておりますな?」


 若干ではあるが声を荒げた久秀を見て、行武は面白い者を見たと言わんばかりの顔で応じる。


「どう思うとお主の勝手じゃが、根拠も無い想像だけでわしの行動を阻害しようとしても無駄じゃ。第一これからわしは船旅の準備や航路の摺り合わせをせねばならぬ、忙しくなる故これ以上の問答は受け付けぬわ。軍監といえども軍の動きを阻害することは許されぬからの、そう肝に銘じよ」

「……承知致しましたが……あぁ、もちろん、今日のこの出来事も朝廷に報告致しますからな」


 禍々しい笑みを浮かべて反発するように言い放った久秀に、行武は返した踵を止めて振り返る。 

 そこには最早侮蔑では無く、嘲笑に近い顔があり、久秀を苛立たせた。


「では急ぐ事じゃな、うかうかしていると舟が出て書状など出せなくなるぞ。武銛の大船は夜通しの航海が出来るのじゃ、一々夜に陸へ着けるようなことはせぬからのう」

「なっ!?」


 今度は一転、行武の回答に驚愕し、身を強張らせる。

 そしてしばらく何か葛藤していた様子であったが、歯を食い縛ったまま遂に踵を返した。

 その後ろ姿を見送りながら行武が問う。


「和人よ、お主は良いのか?」

「仕方あるまい。今更書式や例文を捻くり回して奏文など書けぬ……すぐに出るじゃろ?」


 無言でにやにやとしながら頷いた行武に、和人はため息で応じる。


「まあ、そこまで教えてやる義理は無い」

「分かった……しかし奏文か」


 揶揄するように言う行武に、憮然として答える和人。


「朝廷宛てじゃ、問題あるまい」


 行武の皮肉は、今や朝廷を牛耳っている文人貴族に対する報告を、大王おおきみに出す文であるはずの奏文という言葉を使った和人に対する皮肉だ。

 行武は再度頷いてから言葉を継ぐ。


「まあ、朝廷宛てに送るのじゃから、奏文で間違いは無いのう。いずれにしても、喫緊の報告や戦時報告は平文で良いのじゃが、あやつにそこまでの知識と機転があるかどうかは知らぬ」

「あの様子では知るわけ無かろう……どれ」


 そう声を上げて膝を叩く和人に、行武が訝しげに聞く。


「何じゃ、お主が書くのか?」

「仕方あるまい、一族の為じゃ。まあ、間に合うかどうかは分からぬが、何分軍陣のことは、わからぬからの。奏文を捻るとする」

「ふむ、まあそう言うことにしておくか」


 和人の諦めたようなもの言いに、行武は口元を僅かに上げて応じるのだった。

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