プロローグ
こんにちは。カツオです。これは、12歳の時に書いた話です。
カツオもいつかこんな体験したいと思ってます。
オレの宝物は宝石でも卒業アルバムでもない。
中学3年生だ。あんなに多くの体験をしたのは初めてだったような気がする。
「大島さん。感動した話ってありますか?」
運悪く残業になってしまった後輩が、同じく運悪く残業になってしまったオレに言った。
「なんで?」
オレもそんな理由もなしに話すぐらいのお人好しではないので、理由を聞いてみる。
「なんかDeepLove以来で感動したことないんです。あるなら話して下さい」
なんとなく納得したので、話してみた。
「今から話す事は、みんな本当の話ですからね……………」
オレがしばらく話した。それは、中学3年生の話だった。
オレが話していくうちに、後輩がポケットからハンカチを出して、ぼろぼろと涙を流しながら口を手で押さえていた。
「よし、話はここまでだ。仕事に励んでくれ」
「私、トイレにいってきます!」
後輩がトイレに走って、入った直後に泣いている音いや、声がした。
オレが体験した出来事は、こんなに人々を感動できるのかとオレは思う。
確かにあのときはオレも泣いたが、関係ない人でも、あんなに涙を流せるとは思ってなかった。
それにしても、長くないか。
それにしても、あいつは今、何してるのか、今でも何回かそう思う。
オレはあいつに感謝している。
あんなオレでもこんな人生に歩んでくれた。
もし、目の前に現れたら、何回頭を下げるだろうか。
オレは書類を保存して、インターネットをつなげた。
そして、感動する話募集中とか言うサイトにさっきの話を打ち込んだら、すぐ感動した。とかいう感想が何通も来た。
まあ、こんなものかと思って、机の引き出しを開けて、紙を出した。
「goodfriend!」
と書いてある。
オレはそれを見ると、涙が流れて流れてたまらない。
オレは、あいつに会えて本当によかった。
さて、オレの話はすごく長くなるかもしれない。けど、よろしくお願いします。