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幕間 始源聖典第一章一節
始源聖典第一章一節
世界の始まりは無であった。
光もなく、時間もない、その場所に丸い偉大なる命が生まれた。
命は悠久の時をただ、そこで生きていた。
そして、気付く。
寂しいと。
命は他の命に惹かれ周りの全てを自らに引き寄せ始めた。
しかしそれは、万有を得る過ぎたる行い。
そのたびに命はけずられ、少しずつ枯れていった。
命の削りかすは光に、焦りは時間となった。
そして悠久の果てに命は待望の二つの命と出会う。
太陽と月である。
始源聖典第一章一節
世界の始まりは無であった。
光もなく、時間もない、その場所に丸い偉大なる命が生まれた。
命は悠久の時をただ、そこで生きていた。
そして、気付く。
寂しいと。
命は他の命に惹かれ周りの全てを自らに引き寄せ始めた。
しかしそれは、万有を得る過ぎたる行い。
そのたびに命はけずられ、少しずつ枯れていった。
命の削りかすは光に、焦りは時間となった。
そして悠久の果てに命は待望の二つの命と出会う。
太陽と月である。