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誕生

ヴァンパイアの夫婦の元に元気な男の子が産まれた。

夫婦は喜び男の子を大事に育て名はアルバートと名付けた。


アルバートは乳をよく飲む子だった。

しかし、離乳食に適した代替品の血液を与えても嫌がり飲まなかった。

人間の血液から与えると人間の味を覚えてしまう為幼少期は代替品を主にあげるのが常識だったが、代替品を飲まない我が子の栄養面等を心配し人間の血液を与えた。

だが、それすら嫌がった。


両親は何らかの疾患があるのでは??と考えヴァンパイア専門の医師の所にに連れて行ったが、問題は無かった。

医師のアドバイスでは血液型で好みが別れてしまう場合がある為、色々な血液型の物を試してみる様言われた。


しかし、人間の血液は富裕層が先に購入してしまい値段も高価だ。

アルバートの両親は富裕層でも低所得層でも無く中間層の為、息子の為ならお金はかけられた。

だが、最初に飲んだのはA型だった為残り3種であった。これでもだめだった場合RH+RH-それぞれの血液型を調達しなくてはならなかった。

初めは残り3種だった為早めに調達が出来た。

しかし、2種、1種と絞られるにつれ手に入れられる迄に時間がどんどんかかる様になっていた。

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