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気分転換と気まぐれ

アルバートはなんとなく下級階級が住んでいた地域に散歩へと行った。

本当に何となくの気分転換だった。


そこで1人の女と出会う。


人間の女だ。


その女はボロボロだった。

話を聞くと奴隷で逃げて来たと言う。

アルバートは何となく自宅に女を連れて帰った。

本当に気まぐれだった。

女は食料にされると思ったのかずっと怯えていたが、連れ帰り紅茶を出すと目を丸くしてキョトンとしていた。

アルバートは少し面白く笑いながらヴァンパイアでも紅茶くらい飲む。と言い、紅茶を飲ませた。

その時のアルバートの笑顔は酷く美しかった。


女にお前は食料ではない事を伝える為に、アルバートの生い立ちを話した。

そして、アルバートは何となくだがこの女を家に置く事にした。

掃除が行き渡っていない為掃除をする代わりに女の安全を保証する事を約束した。


そこからの生活は女と2人で暮らしながらアルバートは上級階級の食料を食し、女の為に昼間に女と2人で日光に焼かれながら食料を買いに出かけたりと、この頃は充実した毎日を過ごしていた。


アルバートは上級階級の食料はゆっくり食していた。

とても美味しかったのと、まぁまぁの満足度があったのと、また一気に食してしまわぬ様にする為だった。

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― 新着の感想 ―
共食いか…。どの世界もどの時代も、異端者が存在するということかな?その存在が社会の規範を映し出しているのかもしれない。私たちは、異端者を通して自分たちの価値観を見つめ直す機会を得ているのかもしれない。
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