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想定の上
アルバートが下級階層の食料を食べ尽くしたのは10年もかからなかった。
中級階級や上級階級で下級階級が全滅した事は噂にすらならなかった。
減っている最中に自身達にほぼ影響が無かった為だ。
アルバートは次の食事場は自身の住まう中級階級の住まうこの地域に決めた。
アルバートが自身の住まう地域にしたのはやりやすいのもあったが、下級階級の食料は自身の両親やその他よりも不味かった為、先に上級階級の食料に手を出した後にこちらの食料を食べるともの凄く不味く感じて食べれないんじゃないかという不安があった為だ。
アルバートは10代中盤にしては大人びた見た目になり魔力量は大人をゆうに越していた。
アルバートは中級階級でも片っ端からしょくした。
何か知らないか聞かれたが寝ていて知らないとシラをきった。
アルバートは疑われているのを察しペースを落として食したが、数十人のオス共が襲撃に来たので返り討ちにし、全員食した。
そして、そのままメスや子供も食し中級階級の食料は全滅した。
中級階級が全滅する迄に5年程度しかかからなかった。




