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転生と死のループ ー社畜と変わらない日々ー

砂漠・・・・ここは砂漠・・・だな。

おいおいいきなりの転生先としては適して無いぞ。

そもそも装備が足りない。

水も食料も無い!

特に水!

ヤバいヤバいこのままじゃ干からびて死んでしまう!


早く町に移動しなければ・・・・どっちに?


どっちに行ったら町がある?


情報なさすぎだろ完全に無理ゲーじゃんか。


とりあえずまっすぐ歩いてみるか。、


暑い暑い暑い・・・。


もうしんどい。


そもそも普段からこんなに歩いたこと無いし・・・しんどい。

辛い辛い辛い。

あーもうまだドラゴンに瞬殺された時のほうがマシだった。


ん?何か砂漠が動いてる?

風?

いや無風だぞ。


ゴゴゴゴゴゴッォォォォ!!


うわっ!何か変な音がする。

絶対にヤバいやつじゃん。

今度はなんだ?



ザッバァッッッ!!!


「ワーム!!」


びっくりしすぎて声が出た!


サンドワーム!!デカすぎるだろ。

完全に見上げてるぞ。


これは逃げるしか無い!

全力疾走!!


鎧とかかっこ悪いし重いしいらねー!

鎧を脱ぎ捨て走り出した。


人生一全力疾走!!

俺は今!光より速いっ・・・・ガッ


目の前が真っ暗になった。


「佐竹武志、また死んでしまうとは何事だ。しかも前回よりも3秒早いぞ」


「もうそれは誤差の範囲だろ!っていうか状況!!水も何もない状態で砂漠の真ん中ポツンとか無理ゲーだろ!」


「文句が多いのぉ。そういう困難を乗り越えて勇者になるんじゃろ普通」


「普通はもっと弱い敵がいて町が近くにあって!チュートリアルの続きみたいなミッションとかだろ!スライムとか出てくるだろ!」


「わがままな奴じゃな。仕方がない。じゃあ次の転生行ってみようか!」


「ちょっとまて準備とか説明とか!」


「さあどーんと行ってこい」


「待て待て!!同じミスを繰り返すな!!」


光に包まれ新たなる地へ転生した。



出てきた先は草原・・・今までに比べたら平和そうだ。


とりあえず辺りを見渡すと小さな家が一軒ある。

まずはそこで話を聞いてみよう。



コンコン


「すいません」


なんの反応もない。

留守なんだろうか?

ドアノブに手を触れると鍵がかかってない。

なんて不用心な・・・というか鍵を開けっ放しでも問題ないぐらい平和という事なんだろうか?


そっとドアを開けてみた・・・!!!!

うげぇ!!


こいつぁ・・・開けちゃいけない扉を開けてしまったぞ。

最悪だ。

だって普通開けるじゃん。

家とかあったら・・・。

扉の向こうの光景・・・それは地獄絵図。

小屋の中にはスライムが大量発生し食事中だった。

食べているのは人間・・・食べかけの人間と大量のスライム・・・せめて食後であって欲しかった。

人が食べられかけているグロテスクなシーンにちょっと気持ち悪くなった。


「くそっスライムめ!!人間様をなめるな!!」


スライムとはRPGでも一番初めに出てくるあれだ。

あれぐらいなら俺にだって・・・。


気が付いたら真っ白な空間にいた。


「佐竹武志、またか・・・?いい加減もうちょっと・・・なあ」

「いやいやお前が俺にも何とかできそうな異世界に転生させたら良いんじゃないか?」

「だからお前の希望を聞いてスライムが出てくる世界に転生させてやったのに・・・がっかりじゃよ」

「だって意外と強いじゃんかあいつ!そもそももうちょっとスキルとか装備とかくれよ!」

「まあ1日一回無料でガチャは引けるからもうちょっと待て・・・そうすれば若干の強化は出来るじゃろ・・・それと今回の戦いでおまえ自身もちょっと強くなっとるぞ」



素早さ  +1

回比率  +1

溶解耐久 +1



「これは強くなってるって言うんだろうか?全然勝てる気がしないし前進してるきがしない」

「そりゃまあ前進してないからな必ず一匹目のモンスターに殺されてるんじゃから今のところ進歩なしじゃ」

「はっきり言うなよ。でも何でこんなに何回も転生出来るんだ?そういうものなのか?」

「そんなわけないじゃろ。普通は一回死んだら終わりだ。お前はスキルガチャで【無限】引いたじゃろ。だから永遠に終わらんのじゃ死んでも死んでも絶対に転生するぞ」

「無限ループってことか?」

「そうじゃ永遠に転生し続けて働き続けるんじゃ」

「なんでだよ!!社畜になって辛くって死んで転生してまた働き続けなきゃいけないんだよ!何とかしろよ!!」

「無理じゃな・・・まあ転生先で平和を獲得すればしばらくはのんびり生活出来るんじゃないか?」

「マジかよ!!畜生!!俺の人生!!!最悪だ!!こうなったら絶対に絶対に平穏無事に生活してやるからな!」

「よし!その粋じゃ!次の転生先に行ってみようか?」




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