表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワケあって、異世界審査通っちゃいました  作者: 蜂月 皐
第0章「序章」
4/78

第4話 「異世界転移」

引き続きご愛読いただき、ありがとうございます!

ワケ通 第4話 いよいよ異世界転移した、鈴空。鈴空の野望は叶うのか?

僕は、悩んでいた。

人間は、他人は、基本的に嫌いだ。

でも、天道は、死後の世界みたいで、生きることから逃げたみたいでイヤだ。


「ふぁー」


ミウは、暇を持て余すかのように、あくびをしている。


「よし!決めた!!!」

「人間道だ!」

「いいの?人間嫌いじゃないの?」

「嫌いだよ。できれば人との関わりは最小限にしたい。けど、だけど、もう一度、異世界で違う人生をもらえるなら、僕は、やってみたいことがある!」

「やってみたいこと?」

「うん!これから行く異世界を僕のものにする。僕が中心で、僕の世界、僕の国がある。僕が人々の上に立ち、僕の自己中心的な、世界にするのだ!」

「ふふっ。鈴空は、やっぱり適性値高め。酒池肉林?」

「いやいやいや。酒池肉林までは言ってない。ま、確かに少し憧れるが………」

「冗談」

「冗談かよ!」

「じゃぁ、まぁ、とりあえず気を取り直して………」

「ルート決定!『人間道』へ」

「それが、鈴空の望みであるならば………楽しんでね。2回目の人生を………」


辺りは、光に包まれる。次に鈴空が瞼を開けると、そこは、お馴染みの異世界ファンタジーの世界だった。


「うわっ!すっげー!マジで来ちゃったよ!ついに、僕も異世界デビューか。いつかこんな日が来ることを夢に見て、毎晩ベットの中で妄想をしていた日々が懐かしい………」


感傷に浸っていると、突然、頭の中に、ミウの声が聞こえてきた。


『人間道の説明する。

 人間道は、『人』以外は、仲間にできない道。

 以上』


「ちょっ、ちょっと待ったー!!!異世界初心者に説明それだけ?スターターパックみたいのないの?見てよコレ!ただのスーツ着た文無しフリーターじゃん。ここから、どうすりゃいいのー?」


………………………(静まる)

おい。まじか。ミウのやつ、ヤッたな。完全にヤッた。はぁ………。


「まぁ、いっか。なんとかなるか。とりあえず、この世界についての情報がほしいな。僕は………。ゴッゴホン!俺は、この世界にまだまだ疎い」

(突然で、どんなキャラで行くかまだ定まってねー!)


「よ、よし。ひとまずは、クールなインテリ風を装った、主人公的な立ち位置のキャラで行くか」

僕が道を歩いていると、目の前に大きな建物が見えてきた。店頭にある大きな看板には『分からず屋』とある。


「変な名前の店だな。ま、とりあえず入ってみるか」

読んでいただきありがとうございました。

これからも連載を続けていこうと思っておりますので、ご意見、ご感想等、寄せていただけると勉強にもなりますし、執筆意欲も出ますので、ぜひよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ