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瞑想世界226

瞑想装置の瞑想装置たる所以とは?

位相も現実世界も、眼に見えぬ力に翻弄されて物事が成就しないのは同じと言える。





所謂運命だ。





単一の時空間に永劫たる存在としている瞑想装置は運に翻弄されない存在だ。





だが我々人間存在や瞑想装置もどきは、この運命という化け物に翻弄される脆弱なる存在でしかない。






複数としての単数存在たる瞑想装置は、逆に言えば単数としての複数存在でもある。





瞑想装置が見詰める単一の時間相から、複数の時間相にある、この運命の螺旋模様はどのように映じているのだろうか?





曼陀羅なのか?





瞑想装置に仮に眼があるとして、単一の時間相から見詰める複数の時間相が実存の証ならば。





それが無機質で永劫なる瞑想装置の瞑想装置たる所以なのかもしれない。




そう僕は考えた。

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