表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
198/270

瞑想世界198

いや、死に神だと田村は言った。

僕は尋ねた。





「俺達は成美ちゃんや村瀬に出会ったのか?」





田村が答える。





「いや、何も進展していない。カオスの坩堝に殺されそうになっただけだ」





僕は嘆息した後言った。





「以前よりも殺す速度が増していないか?」





田村が答えた。





「村瀬のアガティスの石ころを蹴る破壊衝動に、カオスの坩堝が共鳴しているのだ」





「村瀬が故意にやっているのか?」





田村が冷静な口調で答える。





「いや、村瀬は破壊しようとしているだけだ。カオスの坩堝が勝手に共鳴しているだけだと思う」





生唾を飲み僕は言った。





「まるで生き物だな?」




田村が答える。





「いや、死に神だ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ