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瞑想世界13

重い沈黙を引きずるように、僕達三人は海浜公園に足を踏み入れた。

位相転位瞑想の初歩の段階を身につけて、何とか格好だけはつけ、僕は仲間と共に海浜公園を訪れている。





広大な海浜公園だ。





スキューバダイビングの練習用のプールがあり、灯台に海水浴場をも懐に抱いている公園。





バスから降りて、田村、成実ちゃん、僕の順で縦一列になり、僕達三人は海浜公園の門を潜った。





村瀬の事をひたすら心配している成実ちゃんは、日よけの帽子を被り、動き易いようにジーパンを穿いている。





吊橋から飛び降りると言う、言わば暴挙を面前に控えているので、死の行進のように三人に重い沈黙がのしかかり、会話は無い。





その沈黙を田村が破った。




「シーズンではないので、幸いにも訪れている客の数な少ないな」





成実ちゃんが頷き、僕は田村の言葉に返事を返した。




「そうだな。吊橋からのジャンプを見られずに済むからな」





田村が灯台を目指すように方向転換してから付け加えた。





「もし、あちらの世界に三人共無事に行けたとしても、通信手段は使えなくなると思った方が無難だろう」





怪訝な顔付きをして、僕は尋ねた。




「通信手段って、電話が使えなくなるのか?」





田村が頷いた。





「そうだ」

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