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瞑想世界118
追うしかあるまいと、田村が言った。
田村が言う。
「カオス宇宙の狭間で自我が崩壊するのが、絶対の死を迎える事なんだ。しっかりとしろ!」
僕は暗黒の底から聞こえる田村の声に問い掛けた。
「ここは何処だ?」
田村が答える。
「お前の部屋だ。俺は通信瞑想を使って俺の部屋からお前に連絡している状態だ」
僕はもう一度問い掛けた。
「成美ちゃんと、村瀬はどうなったのだ?」
田村が答える。
「何とか成美ちゃんは吊橋からジャンプさせて救出したが、無駄だった」
「無駄と言うのは?」
田村が苦渋に声をくぐもらせつつ言う。
「村瀬恋しさに、又位相に飛び立った」
僕は眉をひそめ言った。
「又瞑想装置に戻ったのか?」
「多分」
僕は深呼吸してから尋ねた。
「どうするんだ、追跡するのか?」
田村が言い切る。
「追うしかあるまい」




