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瞑想世界103
これは戦争だなと、僕は言った。
僕は言った。
「村瀬が日本人全体に復讐としての殺戮を企てているならば、それは取りも直さず、俺達の家族さえ殺される事に繋がるではないか?」
田村が頷いた。
「そうなる。言わば村瀬は俺達共通の敵となるわけだ。村瀬の企てを阻まなければ、日本人は破滅に追い込まれるだろうからな」
僕は気色ばみ言った。
「瞑想装置の完成体である村瀬に敵対出来る兵器は無いからな」
田村が頷いた。
「その通りだ。村瀬を阻む事が出来るのは弱体だが俺達瞑想装置しかいないからな」
僕は息巻いた。
「村瀬がこちらの友情に応えず、徹底した破壊を断行するならば、村瀬に絶対の死を与えるのか?」
田村が深呼吸してから言った。
「我々の家族を護る為だ。それも状況に依っては仕方ないだろう」
「これは戦争だな?」
田村が恭しく頷き、言った。
「その通りだ」




