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瞑想世界102
僕は尋ねた。
「村瀬の本体は差別色一色の日本の次元の狭間にあるという事か?」
田村が言った。
「後、確実に言える事は、村瀬が朝鮮人差別をしている日本人に向けて、最も苛烈な破壊を行うという事だろうな」
戦闘意欲を無性に掻き立てられながら、僕は言った。
「それは全的な意味での日本人の殺戮と言う事か?」
田村が頷いた。
「そうだ。村瀬は朝鮮人差別の妄執に突き動かされながら、過去や現在、未来に渡る逆差別の徹底した殺戮を行使する事は間違いない事実だと思う」
僕は息をつきつつ尋ねた。
「ならば村瀬の本体は差別色一色の日本の次元の狭間にありという事か?」
田村が答えた。
「そうなるだろうな」




