解説 特殊能力 統べる力 療法魔導師
●統べる力
・分類 魔法系特殊能力
・付与 生来(血統的遺伝:強)
・能力変更 有
・扱い 国際条約適用有
【説明】
・騎士の精神を操る魔力で、命名への服従を強要出来る>
・この世界最強の能力(……まぁ、政治的に)
・現代では、ほぼ王侯にのみ見られるとされる、超特殊能力。
・騎士はこの力の前には徹底的に無力。使い方によっては自殺ですらさせることが出来る。
・一種の精神攻撃能力であり、力が強いと空間まで影響を及ぼせる。
・騎士を服従させることは強大な戦力を指揮下に置くことでもあり、歴史上、強い王侯貴族は軒並み、この能力を持つとされる。
・現代でもこの力を持つ者が支配階級にあり、天皇・ローマ法王・ラムリアース帝国皇帝・カンタベリー大司教などはその典型。
・この力を持つ者こそ君主としてふさわしいと考える騎士は多い。
【由来】
・先の魔族対神族の戦争において、指揮官級の騎士として生産された人間に与えられた特殊能力。
・慢性的な人手不足を解消するため、能力保有者の遺伝子を元に特殊能力を持つ人間を兵器として生産することが神族と魔族双方で行われた名残。
●療法魔導師(りょうほうまどうし)
・分類 魔法系特殊能力
・付与 生来
・能力変更 有
・扱い 国際条約適用有
【説明】
・治癒魔法である「療法魔法」を使える魔導士、魔法騎士のこと。
・療法魔法は、人体の持つ再生能力を高め、傷や病を癒す魔法で、この魔法を使える者は医師と同等の医療知識を当然の知識として予め持っている(治療手順が頭に浮かんでくる)ので、必要なら相当複雑な手術も出来る。
・単なる止血から失われた四肢の再生までやってのける実力から、国際条約で療法魔導士は絶対中立と保護すべき対象としての地位が与えられている。
・攻撃者は問答無用で死刑が適用される反面、魔導士の戦闘行為への参加も禁止されている。
・この世界では医療現場において医者以上の存在であり、戦場にいてくれるだけで敵味方問わずに心強い存在であるが、能力保持者はそれほど多くないため、結局、医者の存在は欠かすことが出来ないものとなっている。




