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メサイア 中華人類解放軍

●人類解放軍のメサイア

・設計は全てメルが行っている。

・人類解放軍におけるメサイア量産の目的は、無人騎が基本のアサルトアーマーや妖魔では困難な作戦を遂行させるための「大型機動歩兵」を確保するため。

・余程のモデルでない限り人類の量産型メサイアと基本性能は変わらないが、何故か外見が人間離れしていることが多い。

・エンジンはメースのそれに準じて設計されている。とにかく量産を重視しているためにメースほどのパワーはなく、人類の標準レベルのメサイアに対抗出来る出力を確保されているに過ぎない。

・ほとんどの場合、対メサイア戦―――単純な物理的戦闘を想定しているので、その装備は結構単純。

・操縦方法はメースのそれ同様の神経接続。一般の人間には耐えられないこのシステムが採用出来るのは、それ専用の神経を持った人造人間が作られているためで、人類解放軍では「騎士」はこの人造人間を指す。なお、このシステムのためにMCメサイア・コントローラーも精霊体も存在しない。

・ついでに、総じて美的センスに問題がありすぎる。


●白馬

・元はロシア正規軍向けのメサイアで、中華帝国軍が保有していたその設計図を元に設計された、名前は一緒でもかなりのモンキーモデルで、ロシア製と北朝鮮製以上の違いがある。

・笑い話なのか実話なのか知らないが、北朝鮮製の兵器はアフガニスタンのような国々の武器商人ですら扱いを拒むという問題作らしいので、その辺から本騎の性能を察して欲しい。

・ロシア軍の同名騎は世界的レベルで見ても一流騎なので注意。

・量産性能最重視のため、飛鼠ひそを大型化したと言っても過言ではない低スペック。

・本来なら作られるはずもない騎だが、長期化する戦況により不足するメサイアの数を穴埋めするために作り出された。

・数で押し切るタイプのメサイアのため、本来なら10騎や20騎潰された程度、どうでもいいような代物。

・爆発しようが何しようが、補充コストが安いとの理由で、ドガでは危険すぎて装備出来ないビームライフルを装備している。

・通常武装は戦斧と槍。


●解放軍のビームライフルについて

・中華帝国軍が試作していたビームライフルを量産化したもの。

・とはいえ、凄まじく高い魔法科学技術を求められるこのタイプの兵器を彼等が実用化出来るはずもなく、はっきり粗悪品。

MLマジックレーザーを撃てる程度の代物で、冷却システムが不安定なため、いつ暴発しても不思議ではない。

・一応、暴発防止のため連射は出来ないし、出力も抑えられている。

・射程は短く、発射速度も短い。

・ガンダムの世界でいえば、ジムが運用したビームスプレーガンより酷いかもしれない。

・そのため、近衛のインペリアル・ドラゴンシリーズの量産騎でも直撃を受けても装甲が凹む程度のダメージしか与えられない。

・“死乃天使”や“白雷はくらい”クラスなら無傷。装甲表面が加熱する程度。

・ただ、戦車や艦艇なら大ダメージになるので注意。



●ドガ

・人類解放軍の量産型メサイア。

・一般騎士用の汎用騎の位置づけ。

・騎体固定武装は何も存在しないので、作戦ごとに武装を選択する必要有。

・標準的な装備は戦斧と120ミリ速射砲。

・オプション次第で対メサイア戦仕様、狙撃戦仕様と使い勝手は幅広い。

【参考:専用武装】

・115ミリ機動速射野砲

 ・外見はドイツ軍のMP40サブマシンガンにそっくり。

・戦斧

 ・腰部に懸架される接近戦用武装。

 ・高分子震動機能が装備されているので、一見するとヒートアックスと区別がつかない。

 ・標準的なメサイアの装甲ならバターのように切り裂くことが出来る。

・大型ロケットランチャー

 ・使い捨てのロケットランチャー。

 ・シールドに最大3基を装備出来る。

・楯

 ・サライマのものを参考にしている。

 ・可動する大小2枚の装甲板をつなげた形状をしている。裏面には各種武装を複数装着可能。

・手榴弾

 ・各種存在する。

 ・普通はシールドの内側に装着している。

 ・形状は握りやすい球形。

【ネタバレ】

・イメージはガンダムシリーズに登場するMS“ギラ・ドーガ”です。

・標準色は濃緑。




●ズール・ドガ

・ドガの特別任務仕様のため、基本はすべてドガに準じる。

・追加推進装置の他に各種通信・指揮・偵察装置が充実している上に、短時間ならオプションなしで潜水移動することも出来る。

・腕には大型のかぎ爪のような格闘用クローを標準で装備している。

・また、背中に武器コンテナを装備しているので、戦闘時間を長く確保することが出来る。

【参考:専用武装】

戦闘用ナイフ

・メサイアの装甲を貫通する事の出来る小型ナイフ。

格闘用クロー・システム

・クローは3枚。

・外見はギプスというかカニの腕。

・戦闘時以外はクローは折りたたんで腕に収容するなどして、腕の使用に支障がないように配慮されている。

・腕は「掴む」・「切り裂く」が前提だが、クロー・システム全体で「殴る」ことが出来る。

・また、爪は射出可能。ただ、命中精度とダメージは皆無に等しく、むしろ相手を混乱させるための小道具に近い。

・また、爪にはワイヤーが付いており、ワイヤーアンカーの他に対電子装備攻撃用の電撃装置としても使える。

【ネタバレ】

・イメージはガンダムシリーズに登場する“ゼー・ズール”です。

・基本色は濃い青。




●ハクジ・ドガ

・ドガの指揮官用バージョン。

・ドガとは異なる十字型モノアイを採用しているが、これは指揮官としての威厳の現れ……らしい。単なるメルの美的問題。深い意味は無い。

・各指揮官ごとに個人専用騎と称してパーソナルカラーや飾りが許されている。

・このため個人ごとに好き勝手な装飾が行われることが多く、人類側から「デコトラ」とか「痛メサイア」とか散々な評価を受けた気の毒な騎体も少なくない。

【参考:専用武装】

ビームランス

・ビーム系兵器。簡単に言えばランス型のビームサーベルで基本は突き技にしか使えない。

ランチャーシールド

・ロケット弾を仕込んだシールド……下手すると爆発するから、みんなミサイルは外すか撃ち尽くしてから使うようにしていた。

【ネタバレ】

・イメージはPSゲーム「機動戦士ガンダム ギレンの野望~ジオン戦争独立戦記」のギャンクリーガー。


●ハクジ・ドガ“銀魔王バージョン”

・自称・銀魔王の駆るハクジ・ドガ。

・基本色は銀というが、ほとんど「メッキのギンギンギラギラ仕様」(銀魔王本人談)。

・前に立たれると眩しくていい迷惑。

・龍があちこちに彫り込まれているのが「チャームポイント」(銀魔王本人談)。

・武装は馬鹿でかい青竜刀。

・一回登場して、あっさり撃破される予定は決定事項。

【ネタバレ】

・イメージは……中国人の成金にギャンクリーガーを渡してデザインさせてみましょう。きっとあなたが予想した通りの悪趣味なものが出来るはずです。それこそがこのバージョンです。


●ギルザム

・ギルザムは駆逐用メサイアを目指して作られた代物で、もうここまで来るとメサイアというよりメース。

・サイズも38メートルとかなりの大型だがメルの美意識的問題から内蔵型固定武装はない。

・青竜刀を初めて正規に標準装備させた騎体。

【ネタバレ】

・イメージは『ドラグナー』に出てきたギルガザムネ。

・イメージカラーはライトグリーン。


●ギルザム“銀魔王バージョン”

・ハクジ・ドガを失った銀魔王の次の騎体。

・やっぱりギンギンギラギラ。

・青竜刀ではなくモーニングスターを振り回すようになる。




●フリスト・ジー

・指揮官用メサイア。

・甲殻類のような装甲と平べったい頭部が特徴。

・武装はドガに準じるが、シールドは専用の小型円形シールドを装備する。

【ネタバレ】

・イメージはFSSのA・トール スクリティ。何故か敵側のメサイアやメースはガンダム系からインスパイアという名のパクリを好む私にしては珍しく、敵側でのMHデザインの採用です。

・あのちょっとエヴァっぽい変なバランスというかデザインがインパクトあるこの騎は結構好き。



●クンサン

・対機甲部隊用に開発されたため、対メサイア戦は度外視されていたが、実際には十分、対メサイア戦にも耐えられる。

・手足のついたエイのような異様な外見と頑丈な装甲を持つ。

・脚部が短いものの、ホバー主体の移動性能はかなり高い。

・ロケットランチャーによる面制圧攻撃が可能。

・腕は関節のないフレキシブルアームで、鞭のようにしならせて相手を殴ることも出来るし、3本のビーム爪が装備されているので、これで相手を切り裂くことも出来る。

・長時間の水中移動が可能。

【ネタバレ】

・イメージはSEEDに出てきた“グーン”です。


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