メサイア 大韓帝国軍
●グレイファントムKA
・グレイファイントムシリーズの一つ。
・中華帝国の属国である大韓帝国が、何故グレイファントムを採用したかといえば、グレイファントムのデータが欲しい中華帝国政府の意向による。
・かつての大韓帝国軍の甲冑をモチーフにした装甲デザインを採用しているため、装甲はかなり薄い。
・対メサイア戦ではなく、対装甲部隊戦を重視しているため、対メサイア戦用の専用装備は戦斧のみとかなり貧弱。
・特筆すべき性能が何もない、グレイファントムシリーズの中では恐ろしい程、プレーンな騎。
●羅刹シリーズ
【基本設定】
・蒼碧が韓国軍のために完成させたメサイア。
・彼女の基本の設計思想は受け継がれており、丸腰のベースグレードに、様々なオプションを取り付けることで各種任務をこなせる―――つまり、元からいつ必要になるかもわからない無駄な装備を取り付けるんじゃなくて、必要な性能を必要な時に取り付ける「オン・オプション・フォー・オン・タイム(3OT)」の発想が取りこまれているため、基本的な性能は極めてプレーン。
・メサイアよりもアサルト・アーマーに近い設計で、従来のメサイアのようなメインフレームを人体の骨格に見立てた設計はされていない。
・四肢が破損した場合は関節を根元から外して、四肢を新品に交換することでなるべく早く前線に復帰させるために、最初から関節が外しやすいように設計させているなど、満足な整備が受けられない第三国向けの設計となる。
・性能的には、赤兎などの量産型メサイアの典型レベルに留まり、先進国のメサイアとは勝負にならない(戦闘機に例えたら中国製のFC-1かよくてJ-10がいいところ。近衛や米軍はF-15から35あたりか。“白雷改”や“死乃天使”は世代が違い過ぎる)
【外見】
・外見イメージはガンダムのギャン。
・頭部は独特な西洋甲冑をイメージしている。十字スリットの入った独特なモノアイを採用している。
・首は細いけど回らない。その代わり、モノアイが動く。
・装甲は機動性を優先して最低限度。
【武装】
・ビームスピア、もしくはビームレイピア。
・突き技が中心の武装が多いのは、武器同士をぶつけ合って間接に負担がかかるのを嫌う設計のせい。
・間接部は陳が独自に開発した電磁流体間接が用いられているか、この間接は引っ込める→突き出すような一定の方向への連続した動作の繰り返しには十分な性能を持っているが、衝撃に弱い欠点があり、そのカバーを武器の種類で行っていることになる。
・105ミリ速射野砲
・23ミリ速射野砲
・火炎放射器
・その他
【補足】
・以下の命名は十羅刹女から
●ランバー
・羅刹シリーズのテスト騎。
・現在は複座型に改造され、機種転換用の訓練騎として運用されている。
●ヴィランバー
・戦争中の量産モデル。
・羅刹といえば、基本はこのモデルのこと。
●クータ・ダンティー
・ヴィランバーの指揮官モデル。
・ヴィランバーよりも索敵能力とブースターに高性能モデルがデフォルトで与えられている。
・頭部形状もセンサーの追加により、砲弾型というよりキン肉マンのロビンマスクみたいになっている。
●プシュパ・ダンティー
・ヴィランバーの回収騎
●マクタ・ダンティー
・火炎放射器運用特化モデル。
・計画案のみ。
●ケーシニー
・偵察、電子戦闘用特化モデル。
・計画案のみ
●ラークシャシャ・チャラー
・反応弾運用専用モデル。
・計画案のみ。
●マーラー・ダーリー
・複数腕運用テストモデル。
・試作騎1騎のみ製造されるが、実戦投入記録なし。
●クンティー
・機動戦術モデル。
・空中戦を想定したブースター増設や特別な対G対策が計られている。
・蒼碧の愛騎となる。
●サルヴァ
・重装甲モデルで、コンセプトもスピードを活かした白兵戦ではなく、長時間の白兵戦での殴り合いに耐えられるように設定されており、後述のヤクシニーと混同されることも多い。
・このため、各国でヴィランバーを元にした別モデルとして扱われることが多い。
●ヤクシニー
・サルヴァを元に開発された重メサイア。
・「重くてもいいから装甲を」という現場の一部の騎士の要請に基づいて開発された。
・最早、この騎が開発された時点でビームライフル、斬艦刀、ビームサーベルといった、「装甲なんて気休め」程度にするような兵器が幅をきかせ始めており、これらの前では、対物理的攻撃用の装甲なんてあるだけ無駄なのだが、装甲が厚いことはある程度の騎士達の心理的効果だけは望めたらしい。
・ヴィランバーの持つ機動性を否定するような騎で、一部専門家からは「矛盾の塊」とさえ酷評される。
・空を飛行する事の出来るブースターさえ外しているので、事実上、ホバー移動以外で動くことは出来ない。
・大きく広がった脚部とスカート部に移動専用のホバーユニットが内蔵されている。
・ホバー移動能力は時速330キロを超えるが、メサイアとしてははっきり「遅すぎる」
・こんな騎が何のために開発されたかといえば、市街地戦用。
・敵味方が入り乱れる市街地では、歩兵の対戦車ミサイルでさえメサイアにとっては十分な脅威になる。
・日本戦線で日本兵の持つロケットランチャーやマジックブラスターである程度の損害を被ったことを重く見た現地騎士達は装甲の上にシュルツェンを取り付けるなどの独自の工夫を施すこともしたが、はっきり付け焼き刃でしかないことから、根本的な改善として「対物理攻撃用の装甲」を求めることになる。
・対メサイア戦を前提とした機動性の低下は運用で耐えることとして開発された本騎は、頭部まで覆い尽くす複合装甲を身に纏うデザインが採用されたが、これを陳が本当に設計したのかは疑問が持たれている。
・155ミリ大型速射砲を始め、対機甲戦用の兵器は豊富。
・腕部関節は運用上制限の多いヴィランバーのものではなく、伝統的なグレイファントムのものが用いられ、大型戦斧など破壊力の強い武器の運用を可能にした。
・反面、機動力が絶望的に低いので、腰をすえて敵の攻撃をかわしつつ、相手を斬るという迎撃が前提の攻撃・防御スキルが求められ、ベテラン騎士でなければ扱えない騎となった。
【武装】
・ヴィランバー用の武装に加え、グレイファントム用の武装も運用可能。
・他に専用装備多数。




