表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

第7話 地獄の部屋

コツ………コツ…コツ……………

一歩また一歩とゆっくり1人ずつ階段を登っていく。

エレベーターっぽいドアと呼び出すためのボタンがあったがこんなところに当然電気が通っているはずもなく何回ボタンを押してもなんの反応も見せなかった。

上に上がるために全員であたりを見回して探したら非常階段を見つけた。あまり老朽化しておらずゆっくり登れば大丈夫そうだった。1階また1階と上がっていきようやく4階についた。


大誠「えっと この案内板を見るに404号室はこの分かれ道を右みたいだな。」

綾香「よし!とっとと行って他の部屋も回るぞー!」

優妃先生・大誠・祐清「(元気だなぁ……………)」

美穂「あ!あったよー!」


先を歩いていた美穂が大声でこっちに向かって手を振りながら呼んできた。どうやら美穂が今立っている場所にある扉が404号室の扉らしい。他の部屋の扉と比べても違いは全くなく普通の扉に見える。ドアノブを下げてみてもガチャガチャと鳴るだけであかない。予想通り鍵がかかっているみたいだ。


大誠「開いてないみたいだな……でもマスターキー使ったら開くだろ」


そう言ってマスターキーを鍵穴に差し込んだがいくら力を入れても鍵が回らない。鍵が違うという事がわかった。


大誠「あれ?マスターキーなのにあかないんだけど?」

優妃先生「もしかしてマスターキーって書いてあるけどホントは違う鍵なのかな?」

美穂「それなら近い405号室と406号室でその鍵がマスターキーかどうか確かめてみたら?」

祐清「確かに。そうするか〜。」


一個隣の扉に行ってマスターキーと書いてあるプレートが付いた鍵を鍵穴に差し込んでみた。そうすると鍵は回りカチャリと音がしてドアのロックが開いた。隣の406号室もきちんと開いた。


優妃先生「あれ?2つとも開いたってことはやっぱりその鍵はマスターキーなのかな?」

綾香「でも404号室は開かなかったよね?…あそこだけ例外なのかな?でもそんなこと基本はないと思うけど…………。」

大誠「そういえば祐清404号室の鍵見つけてなかったか?」

祐清「一応持ってるよ。…試してみる?」

美穂「試そう!」


若干美穂に背中を押されながら404号室の扉に行き鍵穴に鍵を差し込んでみた。

…………ガチャ

差し込んだ鍵が回り鍵があいた音がした。


優妃先生「…開いたね。」

綾香「入ってみよー!」


ギィ――……

錆びた金具がそんな嫌な音を立てながら扉が開いた。その先は…今まで見たことがないほどの地獄だった。床、壁、天井、その他ベッドなど全てにベッタリと血のようなものが付いている。付いていないところを見つけるのが不可能なぐらいに。


綾香「ヒッ」

大誠「ウッ…」

優妃先生「みんなもう外に出たほうがいいわ。あんまり見ないようにしt」


そう優妃先生が言いかけていたとき。


………チーン……


エレベーターが付いた音がした。この電気が通っていない廃ホテルで。全員恐怖で顔が引きつっていた。優妃先生もありえないことが起きて固まっている。そして


ペタ……ペタ…ペタ……………


裸足で歩く音が聞こえる。しかもどんどんこちらに歩いて来ているように思える。


優妃先生「(小声で)ドアの鍵をかけましょう!」


そう言ってドアの鍵をかけた。


ガチャ


そしてドアの鍵をかけた直後

ガチャガチャ………………ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ


永遠に『誰か』がドアノブを何回も下げる音が聞こえてきた。


To be Continue……………


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ