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第6話 『404号室』の鍵

美穂「…え?」


その一言で全員が美穂が見ている方向を美穂以外の全員が振り返って見た。最初美穂が声を出したとき誰か肝試しに来た人がいたんだろうと思っていた。実際それは当たっていた。けどそこにいた人は僕達が想像していなかった人だったのだ。


優妃先生「…え?」


優妃先生僕達の担任の先生だ。当然先生も僕達が居るなんて思いもよらなかったのだろう。びっくりしすぎてフリーズしている。先生は僕達よりも大きなバッグを持って入ろうとしていたらしい。先生はこっちを向いいているけどそれでも後ろのバッグがしっかりと見えている。


綾香「せ…先生もこういうところ来るんですね……なんか意外です。」

大誠「あれ?おーい先生?……完全にフリーズしてるよ。」

美穂「せっかくなら先生も一緒に回りませんか?」

優妃先生「……え?」

大誠「お。フリーズが治った。」

綾香「それもいいかもね。せっかくなら一緒に回りましょうよ!」

優妃先生「んー………。そうしましょうか……。はー…なんでバレるのかな〜。」

祐清「先生……どんまい…。」


「とほほ……」と言っている先生をつれて僕達は正面玄関をくぐってホテルの中に入った。南京錠とかで鍵がかけてあったり、板が打ち付けられていると思っていたが以外にもエントランスに入る扉は閉じてはいたものの普通に開けることができた。

中の様子はあまり良くなかった。花瓶の破片のようなものが床一面に落ちていてサンダルとかで来たら大変なことになっただろうということが容易に想像することができた。目に見える限りの窓ガラスは全部割れていて外からは日の光が指していて結構明るい。 今まで見たこともないような景色で僕を含めみんなその場に立ちすくんでしまった。

何分立ったんだろう。全員この景色に慣れてきたからかエントランスの周辺を探索し始めた。花瓶の破片で怪我をしないように気を付けつつあたりを見回すといろいろなものがあった。 まずめに入ったのはたくさんおいてある椅子。お客さんが待つときに座っていたんだろうということが容易に想像できる。次に気になったのはエントランスのカウンターの上においてある鍵だ。鍵には『404』と書いてあるので404号室の鍵だと言うことが想像できたが違和感を感じた。基本アパートやホテルとかには(全てではないが)4がつかない部屋がある。4が日本語では4=し=死と読めるかららしい。しかも404号室の鍵だけおいてある。他の鍵はないのかなと思って大誠と美穗にも手伝ってもらい探した。この間先生に怒られるかな とか思ったけれど先生は「心霊写真取れるかな?」と言いつつ昔ながらのデジカメで写真を取っていた。その時カウンターの奥から

「あったぞ!」

という大声が聞こえた。全員で集まると大誠が『マスターキー』と書かれたプレートが付いている鍵を持っていた。


大誠「これでどこでも入れると思うぞ。」

綾香「そりゃマスターキーだからね…」

優妃先生「え!?上にも行くの?老朽化してて危ないんじゃない?」

美穂「大丈夫ですって……先生も生きましょ〜」

綾香「それともいかないんですか?」

優妃先生「んー……あなたたちだけだと不審者がいたときに危ないから先生も生きます!ただし!危なかったらすぐに帰ること!わかった?」

先生以外全員「は〜い」

優妃先生「で?どこから行くの?」

美穂「ならさ404号室からいかない?気になるし。」

綾香「賛成!」

綾香「じゃあ…レッツ?」

美穂「ゴー!」


To be continue………


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