第2話 T県M市の山奥の廃寺
そんなこんなで隣の席になった綾香さんと好きなものや、嫌いなもの、趣味の話その他etc 少しずつだが話しているとき廊下からものすごい足音が2人分聞こえてきた……というよりどんどん近づいてきた。そして教室の前と後ろのドアの前でピタリと止まり全く同じタイミングでドアが空いた。
大誠&美穗「すみません!!遅れました!!」
完全に同じタイミング、同じイントネーション、そして声の大きさ完全に全て同じ。そのせいかクラスメイトの大半が(4分の3が)クスクスと大声で笑うのを我慢しなが笑っている。
優妃先生「はいはい…皆さん静かにしてください……えーっと…山田くんと渡邊さん
よね?名簿に記録できたから席に座っていてください」
大誠&美穗「わかりました……」
そう言って2人は席についた。周りの小さな笑い声も薄まり完全消えた頃
邊妃先生「あと15分後から授業を始めます。それまでに皆さん、1年生と同じようにお手洗いに行ったり授業で使う物の準備をしといてくださいね。私は授業道具を取りに職員室にいるのでなにかあったら来てください。では日直さん号令をお願いします。」
日直「起立 礼 ありがとうございました」
クラス全員「ありがとうございました」
そう言って渡邉先生は教室から出ていって休憩時間になった。僕は2人の席に行き話しかけた。2人とも席は近かったのですぐに集まった。
祐清「今年も同じクラスみたいだね また1年間よろしく!」
大誠「ああ よろしく!」
美穗「今年もよろしくね!」
祐清「で?なんで遅れたの?……渡邉に関してはだいたい想像つくけど…どうせ早く起きようと思って目覚ましセットしたと思ったらできてなかったんでしょ?」
美穗「…お恥ずかしながら………その通りです」
祐清「まぁ それは全然いつものことだからいいんだけど…大誠は?やっぱり寝坊?」
大誠「いいや 今回はちゃんと起きたんだよ…ただ学校に来る途中に今までは気付かなかったんだけど古びた寺があったんだ この前の大雪で木が何本か倒れただろ?それでわずかに見えるようになったんだと思う」
祐清「こっわ 呪われてんじゃないのその寺 今まで木で隠されてたんだろ?」
なんて話をしているとさっきまで話していた綾香さんがいつの間にか来ていた。
綾香「心霊系の話!?入れて入れて!」
大誠「えーっと…………」
美穗「誰?…………」
綾香「あっ そうだ自己紹介してませんでしたね。私の名前は池田 綾香って言います。好きなものは心霊です!」
美穗「私は渡邉 美穂よろしくね〜」
大誠「俺は山田 大誠よろしく!」
綾香「よろしく!…で?なんか怪しい場所見つけたの?」
大誠「あっ…はい えって廃寺を見つけたんだ。」
綾香「入った?何かあった?」
大誠「いや見ただけで入ってはないんだいけどなんか…神聖っていうよりなんか大きな1つのものがあるっていう感じがして…悪寒が止まらなかった…」
綾香「……気になるわね……こうなったら…行っちゃいますか!」
祐清「(この人趣味のことだとテンション高くなるのか…)」
To be continue……




