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転生兄弟~これは復讐の物語~  作者: 猫好きの魔王
2/2

転生

声が聞こえる、男性と女性の声だ。

あれ?俺死んだと思ったけど生きてる?


声を出そうとしたら赤ちゃんの泣き声が聞こえた。あれ????赤ちゃん?ここ産婦人科?などと訳の分からない想像をしているとどんどん意識がはっきりとしてきた。


目の前に金髪の美女と茶髪のイケメンがいる。

え?誰?目の前の2人はこっちを笑顔で見つめている。金髪美女が口を開いた。

「レイン…」と


そっか!わかったぞ!これはラノベで見たことがある!

俺は事故で死んで、レインとして生まれ変わったんだ!ってそんな冷静になれるかぁぁぁぁ!


大声で叫んで手足をバタバタしてみたが口から出てきたのは「おぎゃー!」とした声。やばい1回声出したら止まらないぞ。

視界に入る小さな手足。間違いない。俺は赤ちゃんだ。二人の息子だ。赤ちゃんプレイしてみたいって思ったことはあるがまさか叶ってしまうとは。

俺が泣き始めたのを見て金髪美女が

「はいはい、おっぱいですねー」と服をはだけさせおっぱいを近づけてきた。

いいの?捕まらない?とバカなことを考えていたが、赤ちゃん故か無意識に目の前のおっぱいに吸いついていた。


食事中にふと視界に白髪の少年が入った。扉の先からこちらを覗いている。誰だろう、お兄ちゃんかな? いろいろとわからないことだらけだが、こればっかりは時間がたたないとどうしようもない。

これからは耳をすませて少しでも情報を集めるのだ。そう心に誓いながら俺は思う存分食事をとった。


それから2週間程が過ぎた。家族のことがわかってきたのでまとめる。



俺→レイン

金髪美女→レインの母 フェーリ

茶髪イケメン→レインの父 アレックス

白髪の少年→レインの兄 ベクト


やはりあの白髪の少年はお兄ちゃんだったか。転生してもまた次男かよ。しかもお兄ちゃん…

お姉ちゃんが良かった。とかどうしようもないことを考えてみる。


うーん、赤ちゃんのままでは得られる情報に限度がある。早く大きくなってもっと情報が欲しい。

先のことに思いをはせながら俺は今日も生きていく。

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