世界一強い魔女の卵子も最強説
私はルイの卵子。名前はルイ子。
子宮という後宮で、伴侶の精子を待っている。
しに母音を置いて発音してほしい。大事なことなので。発音重視による視覚操作をしていきます。
シキュウには私の姿形を模した侍女達が大勢います。
それを見分けられるのは真実の愛を持った精子だけで、ほとんどの精子達はそこで脱落していきます。
そしてルイは男の子を授かり、私は暫し休眠状態に入ります。
別の精子が現れるまでそれは続きます。
別の精子のフェロモンを嗅ぎ取り、再び私は深き眠りから目覚めるのです。
ルイには困ったものです。寂しいのは理解しますが。
ま。私がいるから大丈夫ですけどね。
ほら。新鮮なフェロモンが漂ってきました。
皆々様方。万事宜しくお願いします。
「「はーい。ハーレクイーン様ぁ〜。」」
シキュウは脳内ピンク色設定です。薄ピンクのカーテン、薄ピンクの壁紙。