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そのご

「見事なダンスね。素晴らしい。感嘆いたしましたわ、ブラボー!!」


王妃は、七海の踊りが気に入ったようで、拍手をしながら言った。王妃が拍手をしているので周りからも拍手が起こった。


七海はまた王妃と周りの人々にカーテーシーで返礼した。


「それはあなたの国の踊りなのかしら?」と王妃は優しく微笑みながら七海に尋ねた。


「え?これはクラシックバレエですけれど?」と答えながら、七海は、パリのオペラ座のバレエ公演の映像を思い出していた。


………ここはやっぱりフランスではないのかにゃ~?


戸惑う七海以上に、戸惑っているのは王妃とその周囲にいる取り巻きだった。


「クラシックバレエ?バレエのバリエーションのようなものかしら…………?」


実はこの当時、バレエというものはあったが、今現在世界で行われているバレエ、いわゆるクラシックバレエのような形態のものはまだ出来上がっておらず、フランス革命後の『ローマン主義』の時代に発生したロマンティックバレエからさらに発展した後、現在のクラシックバレエの形が出来上がるのだ。


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