プロローグ
初投稿です。
文法とかめちゃくちゃですが
よろしくお願いします。
知っているだろうか?
新たなるこの世界のルールで
森羅万象がうごめく中で
ただの一度も敗北もなくただの一度も魔法や武器を使わない無口のヒューマンの話を
そう、使えないのではなく、使わないのだ
誰一人として、彼の魔法を使っている姿や武器を使っている姿を見た者はいない。
そして今、また一人、チャレンジャーが現れた。
誰だ~?懲りずにやられに来たのは
餌がまた一人か
女の子か?
まあ今回も魔法も武器も使わずだろうな
また、殴殺でおわるのか。
そう誰もが思うほどに彼の力は逸脱していた。すべては己の体術のみで、すべての攻撃を避けまた、隙を見つけては一撃で相手を沈める。そう、誰もがまたかと、いつもと同じかと思っていた。だが・・・
試合が始まるや彼女の姿が消えたそして彼が気付いた時には後ろにいた。とっさに彼女に向って初めて対人戦では使わなかった武器を使った。少女は何もできずにそのまま崩れ落ちて炎の塊となった。
結果でみればいつものこと、敗北もなしに勝利を飾った。だが、そんなことより、皆が注目していた。そう、使ったのだ。いや、使わされたのだ。いままで一度も人前で使ったことのない武器を
彼は一息つきログアウトしようとした。
だが
ログアウトする寸前、メールが届いた。
宛名は書かれていなかった。
だがこのタイミングだ。急いで送ったフレンドからのメールかもしれない。
だから、読んだ。
だが何も書かれていなかった。
その場でいぶかしんでいると、唐突に声が聞こえた。
「おめでとう、上からの伝言だよ。君は合格だ。あの一瞬で僕を何万と切り裂いた。正直驚いたよ。手も足も出ないなんてね。まあ、次は勝つけどね。」
「・・・」
「おや?びっくりしすぎて反応出来ないのかな?まあ、いいや、唐突だが、強さを証明した君は異世界への転生のチケットを手に入れた。ここにいても死んで行くだけだよ?精神的にね。さあ、どうする?行くのか、行かないのか。」
そして、ついに彼はその口を・・・・
「まあ、強制なんだけどね♪」
「・・!?」
瞬間まばゆい光があたりを散らし、とっさに瞼を閉じ、腕で顔を覆った。そして、目を覚ますとそこには・・・
見たこともない肌色の天井が見えていた。