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第二十六話:星の王女様

私だってやれば出来るのです。……なんか今話の二人のときだとすっごい捗るんですよねー。

「く、あ……。くそっ!!」


優姫は全身を襲う痛みに耐え、近くの瓦礫に身を寄せながら毒づいた。


しかし、口では強気に言うものの、体は隠し切れないほどに震え、まともに歯の根もかみ合わない。


「廉……逃げるのよ……!!」


自らの体を抱きしめながら恐怖が和らぐのを待つが、心は冷え切ったままで温まらない。


「やっぱり、あの女は私を蝿かなんかだと思ってた。でも、だからこそ……」


優姫は思い出す。あの女が『すこし』本気を出した姿を。


「本気にさせちゃいけない。蝿を追い払う程度じゃない。敵と、認識されちゃいけない……!!」


気がつけば目からは止めど無い涙が流れている。ただ強がっているだけの少女に、絶えられる恐怖ではなかったのだ。




































*耕作視点


……さて、如何したもんかねぇ。


空間が隔離されてるにもかかわらず、目の前には忍さん。こりゃ、考えるまでも無く、なんだが……。


反応がおかしいんだよな。敵意、ってより責めるようなニュアンスは感じるけど、それは害意や戦意ってもんじゃない。


むしろ、怯えているようにすら感じるんだ。


しかも、さっきの発言から、アームズについてなにも、もしくは殆ど知らないようだし……


……うん。もしかしたら戦わずに済むかもしれない。


正直、今ここでうだうだやってる暇はない。優姫ちゃんと東子さんのことも心配だし……


悟られない程度にアームズを構え、忍さんに問い掛ける。


「……忍さん。一つ訊いて良いですか?」


「なんだ?」


……こ、怖い。考えれば叱られる事は多々あったが、怒られたことは今が始めてかもしれない。


でも、ここで躊躇っちゃあいけないんだ。


「し「……そこまでだよ」


あぁ!?誰だ俺の一大決心を台無しにしやがった奴はっ!!


俺が振りかえると、そこにはほそっこい長身の……。


あー……、えーっと……。


「……どっちだ」


「君の考えてる事は良く分かるよ。俺は正真正銘男だ」


ジーンズと無地の半そでTシャツに身を包んだ……男は、ぱっと見、どちらにも見えてしまう男だった。


優男、ってレベルじゃあない。足なんかはそこらのモデル以上に細く、肌も白い。格好は完璧に男なのに、それ以外が全く男らしくない。


下手をすれば、男装の麗人で通りかねないレベルだ。


まるで描いたかのような細い眉毛に、長いまつげのきつね目と角張った所の無い柔らかい輪郭。下手をすればそこらへんの女以上に女らしいかもしれない。


性別を判断しかねられるのにはもう慣れている様で、大してショックを受けた様子は無い


佇む姿に敵意は無い。だが、俺は咄嗟に構えずにはいられなかった。


理由は二つある。


第一に、ここにいる時点でアームズを持っているのは確実である事。


そして第二に、今まで気配を全く感じ取れなかったんだ。


アームズを手に入れたことによって俺の感覚器官は軒並み鋭敏になってるはずなんだ。で、尚且つ俺らは今まで日常を享受していた人間であり、気配の消し方なんてものを学ぶ機会なんて無かったはずなんだ。


どっちにせよ、付け焼刃のやり方では気配を消しきれないしな。


同じくアームズを持っているかもしれない忍さんに背を向けるのを本当は躊躇うはずなのに、なぜか俺は普通に背中を預けてしまった。


……うーん。信頼か、それとも……。


まあいい。今のところ差しあたって忍さんから攻撃の気配は無い。やっぱり、身内への攻撃は躊躇ってくれたか。


「一体何者だよ。……このタイミングで出てくるって事は、無関係じゃないって考えて良いんだな?」


何を、とは言わない。まあ実際俺も良くこの事態を把握してないしな。


だが、男は事も無げに微笑み、告げる。……男にみえねぇなぁ。


「……うん?まあ、そんな所かな」


……ってことは、こいつ等は団体か。……だとしたら、少々ヤバイかもな。


足止めに人員を避けるって事は、もう既に廉のほうは詰みに入っている可能性もある。こいつの余裕からして間違い無いだろう。


チッ……。色々とやってる余裕は無いなぁ。


忍さんには悪いが……かまってる暇はなさそうだ。


「そこをどいてもらうよ。『ラルウァマヌス』!!」


俺は男に向かって駆け出しながらアームズを構え、大振りの一撃を男に見舞う。


男は俺の攻撃に対してなにも行動を起こさない。簡単に受け止められると踏んでいるのか……それとも


「『ステルラ・レギナ』」


パァンッ!


「ぐっ――!?」


俺のアームズが男に触れた途端、目の前が真っ白になり、次に強い衝撃が俺を襲った。


な、なにが起こったんだ!?


地面に倒れた衝撃で意識を取り戻し、もう一度立ちあがってみると、男との距離はかなり大きく開いていた。


恐らく、今のが奴のアームズの力なんだろう。……だが、奴のアームズの像はもう既に無い。


一瞬だけ出されたのか。はたまた見えない、見えにくいアームズなのか……


だが、確かに攻撃が触れたのは確かだ。俺のアームズなら掠っただけでもダメージは与えられるからな。さっきアームズが触れた部分が少し赤くなっている。


……これはどう見るべきか。アームズの姿がそのまま能力を示唆しているようなものだから出来る限り見せないようにしているのか、触れた事が攻撃のキーなのか。


若しくは、攻撃範囲が狭いために限界まで引きつけているか、だな。


……面倒な話になってきやがった。


どちらにせよ、近づくのはまずい。向こうから距離を詰めてこないのは気になるが、元々足止めが主である為だろう。


奴は今もまだ余裕たっぷりに待ちやが――!?


「がふっ!?」


「余所見はいけないな。一瞬の不注意は一生の人生を奪うようなものだ」


いつのまにか俺の目の前にまで肉迫した男は素の手で俺の鳩尾を殴った後、再び視界を白く奪う。


くそっ!冗談じゃない!!何が一瞬の不注意だ。俺が注意を切った時間といえばそれこそ、刹那とかそんなマイナーな数の単位じゃねぇかっ!!


再び全身を襲う衝撃に、目に涙が滲んでしまう。なんなんだ、一体……。アームズで強化されるのは、感覚器官ぐらいじゃないのか!?


明らかに人間の域を越えた機動力を持つ男は再び一瞬でもとの場所に戻る。


「すまんね。俺の能力はまるで攻撃力が無いんだ。一撃でトドメを刺そうとなると色々と無茶をしなくちゃいけないんだよ」


能力、か……。もしかしたらこの無茶苦茶な機動力もなにか能力の産物なのか?


だとしたら勝機はあるかもしれない。廉が言ってたように、特殊な能力を持つものほど、基礎的な能力は低いんだからな。タネさえ暴けば……!


つっても、また直線的に突っ込むのは馬鹿のやる事だ。まず、探りを入れてみるか……。


「あんたのそれはアームズか?にしては随分と俺らとは毛色が違うようだが……」


「……残念だけど、あまり喋れる事は無いんだ」


即答しやがった。足止めが目的なら会話で時間を潰すのに乗ってくれそうだと思ったんだけど……。


どっちにせよ俺程度の力が相手じゃ時間稼ぎの必要も無い、ってのもあるか。


さて、どうするか……。


「こ、耕作っ!!なんなんだこれは一体!?」


ん、あ、そういえば忍さんがいるんだったな。マジで忘れてた


珍しく慌てふためいた……って当たり前か、そんな忍さんが俺に駆け寄ってくる。


おお、一応心配してくれるのか。嬉しいね。


でも、俺はそれを片手で制す。


「来ないほうがいい。これは俺の相手であって忍さんを巻き込むわけにはいかないんですよ」


……うーん。やっぱり、忍さんはアームズを持っていないな。良かったのやら悪かったのやら……。


こんな血みどろの世界に来なくて済んだのは良かったと思うが……。かといって俺一人じゃあ荷が重い。


なのにこんな所にいるってのは多分、ルールが変わったりでもしたんだろうな。廉の話を聞く限り、これは清く正しいバトルロワイアルって訳じゃあなさそうだし。


本当に……どこまでも意地が悪い奴らだぜ。


でも幸いな事に、奴が忍さんを狙う気配は無い。むしろ、視界に入ってすらいない。


さて……、全てを上回っている奴を相手にどうするか。


適当に石を拾って投げてみても、まるでバリアーがあるかのように弾かれてしまう。なんだよこのチート……。


こうなったら……。


「……残念。時間切れだ」


ただ佇んでいただけの男が急に溜息を吐いてかぶりを振る。


……時間切れだと。まさか……!?


瞬間、男の姿が再び掻き消える。


「どうやらばれてしまったようだ。すぐに戻って来いってさ」


だが、予想に反してなにも起こらない。また攻撃してくると思ったんだが……。


「全く、無粋なものだと思わないか?」


「なにっ!?」


いつのまにか背後に回りこんでいた男はシニカルな笑みを浮かべて近くの塀に持たれかかる。


「もっと、トドメはじっくりと刺すものだ。一瞬なんて、芸が無いだろう?」


――――――――――――――――――――ァアアアアアアアアアアアアアアアッ!?


ドパァッ!!




































*忍視点


な、何が起こったんだ……!?


いや、それはさっきからずっとの事なのだが、今回は完璧に私の理解力を上回った。


今までの事は、私だって漫画とかライトノベルとか読むし……そんな展開だという事は分かった。


……似合わないとか言ってくれるな。私だって分かっているのだ。


そして、今この瞬間、耕作が一瞬で全身から血を流して倒れたのだ。


あの優男が消えたかと思ったら、まるで瞬間移動のように耕作の背後に移動した。


その時には特に何も無かったはずなのに、なのに……!?


「こ、耕作、大丈夫か、返事をしろ!!」


私は倒れていく耕作を受けとめ、頬を叩いて声をかける。


服が血で汚れるが、そんなのを気にしている暇はない。


……なんだこの傷跡は?


せめて止血だけでもしておこうと傷跡を探るが、どこを探しても傷跡らしい傷跡は無い。


まるで皮膚から染み出しているように、血液が流れ出ているのだ。


「貴様……!!耕作に何をしたっ!!」


「おお、勇ましい事だね。普通なら失神してもおかしくないほどの光景なんだが……。見慣れてたりでもしてるのかな?」


私が睨みつけても優男は飄々とした態度を崩さない。……私など数のうちにも入らないというのか……!!


「――思いあがるなぁっ!!」


私は懐から護身用のスタンガンを取りだし、電圧のリミッターをはずす。


だがやはり、男はこの程度のもので恐れたりはしない。……当たり前、か。さっきまでの耕作のほうがよっぽどの脅威だっただろう。


私が駆け出し、腕を伸ばせばスタンガンを押し当てられるような距離になっても、男は余裕を崩さない。


「アアアァッ!!」


恐らく、私がこの男にスタンガンを突きつけた途端、先程の耕作のように吹き飛ばされてしまうのだろう。


……だが、だからといってこの男を許すわけにはいかない!!


「……全く、あまり無茶をしないでくれ」


「ぐっ!?」


突き出した私の腕が男の手によって掴まれる。


……くっ。この細腕のどこにそんな力が……!!


私は必死にもがくが、びくともしない。


「俺だって、好きでこんな事をしてるわけじゃないんだ」


「ふざけるな!!ここまでしておいて何を言う!!」


自分の意思ではないから許せだと……!!寝言は寝て言えっ!!


「ああ、勘違いしてもらっちゃ困るな……」


「っ!?」


今まで崩さなかった笑顔の表情が、途端に崩れ去った。


仮面の隙間から覗いたのは、同じ笑顔。しかしそこに込められた感情は違う。


「トドメを刺してしまうのは、俺の趣味じゃない。ってだけの話さ」


「ひっ――!?」


私の鉄面皮を一瞬にして砕く笑顔に込められた感情とは……狂気のこもった凶器ににもなる狂喜だ。


私の張っていた張りぼての虚勢が一瞬にして崩される。……人が、ここまでの狂喜を孕めるものなのか……?


「『ステルラ・レギナ』」


あぅ!?


視界が真っ白に染め上げられた後、全身をくまなく鈍器で殴られたような痛みが走る。


視界が戻った後も、視界が明滅するような痛みが絶え間無く襲ってくる


「ひ、ぁ……。あう……!!」


痛い痛い痛いイタイいたい……!!耕作は、こんなのを何発も食らってたのか……!!


この一撃だけで闘志が完全に砕かれ、立ちあがれなくなる。


「あまり暴れてくれるなよ?当たりどころが悪いと、死んでしまうんだから」


う、あぁっ!!


地面に無様に這いつくばる私の背中に再び先程の光が襲う。


や、めて……!しんじゃう……!!


「だがまあ、佐藤耕作の始末は終えた。後はどれだけ遊んでも御説教は受けずに済むな」


メキィッ!!


「がっ――!?」


まるで片手間のように男は私の方を踏みつけ、ねじり込むように力を込めていく。


「痛、いっ!!止めて、助け、て……!!うわぁっ!!!」


「……なんだ、意外と強情だと思ったが……所詮張りぼてか。興ざめだぜ」


ゴリッ!


「ぐ、アアアアアアアアアアアァァァッ!?」


足で肩の関節がはずされ、それに伴う激痛が私を襲う。


顔を歪ませ、泣き叫ぶ私を見ても、男はなんの感情も移さない。そう、先程までの狂喜すらも。


「俺は、壊れた人間にゃあ興味無いんだ。壊れまいと耐える姿は大好きなんだがな……」


この男……狂ってる!!


右肩の間接がはずされた後、同じように左肩の間接もはずされる。


「まあいい。まだ体を壊しきっていないからな。それで楽しむとするか」


え、まだ……終わらないの……!!もういや!やめて、やめてよぉっ!!


「たす、けて……。だれかぁ……!!」


「助けなんか来ないよ。来たとしても、君は助からない」


たすけて、たすけて、おねがいだから、だれかたすけてぇ……!!


ぐちゅっ!


「うぐぅ!?」


男は無造作に指を伸ばし、私の目に指を突き刺す。


最初は意味がわからなかったが、残った目で潰された目から伸びる透明な糸を見た途端、筆舌に尽くしがたい痛みが襲いかかる。


「はは、この瞬間がたまらない。痛み以外の感覚を一つずつ奪い、絶望に染まっていく顔を見るのは、そう、たまらない……!!」


「もういや、こないで、こないでよぉ!!」


どんなに無様に振舞っても、今の私にそれを気にする余裕は無い。まるで子供のように片方の目からのみ涙を流し、地面に転がりながら逃げ出そうとする。


「たすけて、たすけて、こうさく……!!」


最早、私がすがれるのは耕作しかいなかった。


「残念だが、佐藤耕作はもう死んだ。体はまだ動いても、あの痛みに耐えられるような奴なん、か……」


……え?


私を傷めつける手を止め、急に呆然と立ち尽くす男は、視線を一転に集中させていた。


私もその先が気になり、振り向き、驚いた。


片目しか見えなくても、残った目も涙で歪んでいても、私には分かった。


「こうさく!こうさく!!たすけてぇっ!!」


相変わらず全身から血を流し、それでも耕作は立ちあがったのだ。


「へぇ……。彼の能力にそういったものは無かったはず。だとすると、金城廉か……?」


「ぐだぐだうるせぇ!!とっとと、忍さんから離れやがれ!!」


耕作はそう叫びながら、一歩ずつ、踏みしめるように男へと向かっていき、私と男の間に割って入る。


時々かしぐようにバランスを崩す事から、体に受けたダメージは少なくないのだろう。


それでも、右腕に携えた巨大な腕を強く握り締め、振るう。


「君のそのファイトは称えてあげたいが……、生憎、何度来ても同じだし、君とは遊べない」


再び耕作の間合いに入り、大振りの攻撃を目の前にしても、男は揺らがない。


「『ステルラ・レギナ』」


男の体に拳が触れた瞬間、再び閃光が耕作を襲う。


「こうさくっ!!」


しかし、光がやんだ瞬間、驚くべき光景が目に入った。


「がっ……!?」


全身を襲ったのであろう打撃に耐え、一歩も揺らがず、耕作の拳は男の顔面を捉えていた。





ユーディット:……出番が無いわ


伊集院:出番が無いですわねぇ……


魚輔:出番が完璧になくなったぞ……


伊集院:あら?今何か混線いたしませんでしたか?


ユーディット:知らないわ。ただの空耳じゃない?


伊集院:そうでしょうか……。まあ良いですわ


ユーディット:それよりあなた。あの東女をどうしてくれようかしら


伊集院:全くですわ!廉様もピンチのときはわたくしを呼んでくだされば一瞬でかけつけるというのに……!


ユーディット:あ、そっちなの?


伊集院:勿論ですわっ!!例え火の中水の中、阿摩羅の時間で駆けつけて見せますわ!!無論来いと呼ぶだけでっ!!


ユーディット:……その根性だけは尊敬に値するわ


楓:やあ出番の無い諸君。元気かね?


ユーディット:……たった一話出ただけで随分な余裕ね。


楓:あーら、何を言っているのかしら?私が今までまともな出番が無かったのはアームズが無かったせいであり、今後私を出す制約は露と消えたのよ。


伊集院:……御髪を一房頂戴してかまわないでしょうか。


楓:だから呪術は止めなさいって。それに一房も何に使うのよ


ユーディット:……ふん。私が再登場した時、同じ台詞を吐けるのか、楽しみにしておくわ


楓:そうね。無かった事にされない事を精々願っておくが良いわ


ユーディット:ふふふふふ……


楓:ふふふふふ……









優姫:この空間に、入れない……





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