閑話 ストーカー?
曲がり角で人とぶつかる。
それは、オタクであれば一度は夢見るシチュエーションじゃないだろうか。
例えば、転校初日。
例えば、入学式。
朝、急いで学校へ向かう途中。曲がり角でどしーんっ。
当然、ぶつかるのは、男と女だ。僕は男だから、相手は女。
そして、同年代と相場は決まっている。
さらに、なぜか尻餅をついて倒れた女子高生は、水色の縞々ぱ……うぉっほん。
まぁ、とにかくだ。そのぶつかった女子高生とは、学校で再開するんだ。
「あー、あなたは」ってな感じで。
曲がり角でぶつかるというのはそれくらい夢のあるシチュエーションなんだが……。
どしんとぶつかった相手は、転びもしなければ、当然縞々ぱ……うぉっほん。
「もぉっ、どこ見てるのよっ」的な言葉も発しない。
それどころか、姉と同じ素敵な声で「ごめんなさい」とすぐに謝った。
……白川りりあ……。
顔を見た瞬間に深いで顔が歪む。
思わず睨みつけ、その場を立ち去った。
なんで、白川りりあが、ここにいるんだ?
……名のある料亭。
白川家が利用するのも不思議ではないが……。なぜ、よりによって、僕が来ているその日に来てる?
なぜ、僕が部屋の外にいるときに、部屋の外にいた?
なぜ、角で僕にぶつかった?
偶然?
偶然なのか?
まさか……。
白川りりあは、僕のストーカーじゃないだろうな?
正直、学園で僕はアイドル的存在というのはわかっている。
何人もの女生徒が、僕に見初められたいと狙っているのもわかっている。
僕を、というより、三笠蔵家に取り入りたいと狙っているといえばいいだろうか。
うんざりする。
気持ち悪い女ども。
まさか、白川りりあもその類なのか?
白川家はそこそこ立派な家だろうに。わざわざ三笠蔵家に取り入る必要もないだろう?
ああ、それともあれか?学園での確固たる地位を確率したくて、僕の後ろ盾でも欲しいのか?
学園の女王としての地位が欲しくて、僕に取り入ろうとしているのか?
それで、偶然を装って、僕にぶつかりでもしたか?
魂胆はわかっている。
どうせ、その次は、学校であって「あ、あなたはこの間の」とかなんとか言うつもりだろう。
白々しい。
僕がおまえの顔を知らないとでも思ったのか。
白川りりあ……。徹底して、無視してやる。
姉の変わりにしてやろうかとも思ったが……。僕を利用しようと考えているなら話は別だ。
僕の側にいられることが、ステータスになると考えているのなら、徹底的に近づかないようにしてやる。
残念だったな。こんなところまでストーキングしてきたのにな。計画は無駄に終わるんだよ。
ご覧いただきありがとうございます。今年一年お世話になりました!来年のどうぞよろしくお願いいたします!
……1年の締めが、弟でよかったのだろうか……
ねぇ、私、最後の最後で選択間違えてないかな?(´・ω・`)
そして、弟に言いたいことはよくわかる。
ストーカーはお前の方だ!
……。
……。
さて、年末年始のお休みといいつつ、今年いっぱい更新しちゃいました。
明日は日曜なので通常通り休み。
明後日は振り替え休日なので、通常通り休み。
でもって、冬休みは3日間いただきたいと思います。
3日と、7日と、14日の3日を冬休みにしたいと思います(*'ω'*)今のところの予定ではね。
はい。では、来年もよろしくお願いいたしまーす!




