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プロローグ

先の見えない物語です。

読んでくれる方がいましたら続編考えます。

30歳になって無職でデブで不細工・金もなければ学歴もない。これじゃ~女も近寄らない・・・そしてこの年まで童貞だ。


趣味はPCゲームのサバイバルゲームぐらい。

特技はなんでも器用にできることだろうか?

今は拳銃のプラモデル造りに夢中だ。


器用貧乏とは的を得た言葉だ。


フリーターとしてバイトするのもめんどくさい。


宝くじでも買って億万長者を目指そうかと思うが、宝くじを買う金すらない。


遊んでいるだけでお金をくれる仕事はないか?

俺はいつもそんな事を考えながら生きている。


そして今日も近所のスーパーの試食コーナーで腹ごなしをする。そう、俺はここでは超有名で“タダ食い王”と呼ばれているらしい。誰も俺に口出ししないし見ているくせに構おうともしない、だからこっちにすりゃ好き勝手できる憩いの場である。ここの試食コーナーは他とは違って結構良いものが揃っている。お陰様で金の無い俺でもこんなおデブになれるのさ。


どっかの国の王にでもなれたら楽して好きなことばっかやって暮らして行けるのに…。


遅くなったがこいつの名は、本城ほんじょう まもる

まもると言う名のくせに、まだ一生守っていこうという女性すらいない。

快楽を楽しむよりも大好きなゲームやプラモ創りに励んでいるほうがよっぽど楽しいと思っている。

女なんてしょせん金のかかる動物にすぎない。


今日もたっぷり腹を満たし家路につきゲーム三昧かと思いきや、食べ過ぎたせいかうたた寝し始めた。

他から見ればグータらして生活できてなんて最高な奴なんだ。


夢の中でとおーくの方から声が聞こえてくる。


「「「おーーーい!本城 守よっ」」」


「んっ?なんだなんだ?」

俺のことを誰かが呼んでる?


見渡してみるが真っ暗で姿も見えない。


「本城 守よ、わしが見えんのか上じゃ上!」


声がする言われた場所へと目線をやると急にそこの辺り一帯だけが明るくなり、今までに見たこともない生き物?動物?いや?なんだ?

猿のような~ゴリラのような~でも違う、怖いという印象はなくどこか愛嬌のもてるチビキャラみたいなやつが立っている。


「やっと気づいたみたいだな!本城 守よ」


見た目と声がまったくあっていないがまぁそこは聞き流しておこう。


「俺の夢?に現れるあなたは一体?」


「わしか?わしは見たままの神じゃ」


「ブ八ッ!!! 神~?ちょっとマジうけるんですけど!超~チビじゃね?マジで言ってんの?」


「笑うでない!怪しからんぞっ!せっかくお前を選んでやったというのに」


「え?選んだ?俺が選ばれた?」


「そうじゃ」


「って一体何に?」


「まぁええ、お前には異世界へ行ってもらう。」


「はぁ!?マジかよ!これって異世界召喚かよ!」


「そうじゃ!お前を100億人の地球人の中から選んでやったのじゃ!」


「おお~!じゃチートな能力とかくれたりすんの?勇者とかになんのか俺?」


「いいや・・・勇者にはならん。ただ異世界で暮らしてくれればそれでだけいいんじゃ!」


「チェッなんだよ!じゃチートはなしか?」


「チートと呼べるかはわからぬが、お前には人間以外の生物と話せる力をやろう!さらにそいつらを使役する力もつけてやろうではないか」


「テイマーになれるってことか?〇〇ゲットだぜ!的な奴か?」


「お前が言ってることはわしにはよくわからんが、まぁそういうことじゃ!よろしく頼んだぞ!」


「なんだか面白そうだな!毎日退屈してたしいっちょやったるかっ!んでもって神さんよそれは飯付か?」



読んでいただきありがとうございます。

反響よろしくお願いします。

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