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おデブちゃんと異世界  作者: 神ノ有希
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もしおデブちゃんが異世界にいったら

もし、体重100㎏超えのおデブちゃんが異世界へいったらどうなるのか。


みなさんはご想像できるだろうか?


想像はきっとできるだろう。ならば、一つの例を彼女の人生を覗き見ることで、ご紹介しよう。



「ここ、どこ?」



地に座り込んだ少女は、周りをキョロキョロと見回す。


この少女こそ今回の観察対象である、築山日和[(つきやまひより)である。


下はアスファルトではなく地面。空は抜けるような青空。前には巨大な壁。後ろには巨大な城。そして、横から鎧を着た兵士らしき男が2人。


「え?!」


日和は驚いて立ち上がった。そしてばっと彼らに背を向け走る。


なぜ逃げるのかといえば、彼らの顔が二人とも厳しく恐ろしい顔をしてこちらに向かって走り寄ってきていたからだ。なぜだかわからないが、捕まったら自分によくないことが起こる気がして、日和は全力で走った。


しかし、そこはおデブちゃんの彼女。世の中のおデブちゃんのほとんどがそうであるように、足は速くない。



というわけで、彼女はあっさりと兵士に捕まり、牢屋に入れられたのだった。

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