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顔は膝に入れる物

 白いエプロンに付着した赤い塗料が臭みを放ち腹部から顔に上る。

 体育座りで顔を両膝の中心に埋めて季節外れの突風が少女の髪を揺らし宙を舞う、静かに柔らかく浮き上がると二つの縛った髪は宙に浮くのをやめて空気に抵抗しながら下に落ちる。


 両肩にかかった髪の感触がこそばゆく少女は顔を少し上げて顔を左右に振り髪を後ろに追いやると静かに前を向いてため息を漏らす。

 小さな唇から洩れる吐息が途切れるのと同時に夕暮れが茶色いむき出しの地面を照らす光景を見て思う、帰りたいと。


 白い木で作られた柵を見下ろし、整った芝生の上に無造作に転がっている景色に似つかわしくない灰色の梯子が太陽の光を反射させてリティの目をちらつかせる。


 「…ヴォールーガン、何故鳴くのー………それはお家に帰るから~」


 光を消した青い瞳で風に揺れる芝生の緑色っぽいオレンジと黒色による自然の芸術を堪能しきったリティはもう早く帰りたいと徐々に濡れ始める瞳を瞬き必死に瞳の仲にこらえる。

 屋根で視界に入らないが下のバケツに入ってある赤い絵の具を見て屋根から無事降りれてもまだ依頼が達成していない為帰れないとリティは思い再度顔を両膝に埋めた。


 人里離れた物置の修理、それが今回リティが受けた依頼。昼までには出来るだろうとたかをくくって始めたのは朝の何時だ、リティは両膝の中で外から漏れるオレンジ色の光を見ながら思う。

 頭の中に夕暮れと同じ色の髪の毛が出始めてリティは勢いよく立ち上がり首を横に振る。


 流石にこんなことで助けを求めていたら笑われるを通り越して失笑ものだ、そう思って力強く握りこぶしを作って太陽に向けて掲げる。


 「頑張れ私! 為せば成る…!」


 唇を山のように持ち上げて決意を夕焼けに叫んだところで腹部から音が鳴る、朝から何も食べていない体が上げる小さな悲鳴にリティは上げた握りこぶしを静かに下ろして手のひらから力を抜く。

 屋根の端に近寄り下を覗く、梯子を使わずに降りることが出来る高さではないと改めて思いリティは力なく顔を俯かせてその場に座り顔を膝に埋める。


 つま先や側面に黒い汚れが付いた茶色く荒い革靴を空中で揺らし靴が落ちないように注意しながら足を遊ばせる。

 足を動かすたびに白いエプロンが動いてそのまま巻き込まれた空気が体の内側に向かって風を吹かせる、時間が経つにつれて足が動く速度が速くなる。


 次第に顔を覆っていた両腕を後ろに持って行き手のひらを屋根に置くと体を仰向けに仰け反らせて顔を上にあげる。

 目前に広がるオレンジと黒がぶつかる夜空に浮かぶ星は前に入エルフの森で見た物とは見劣りしリティは内心こんなものかと呟いて目を細めた。


 「もし、そんな所で何をしていらっしゃいますの?」

 「えっ!!!」


 勢いよく見上げていた空から下に視線を落下させる。黒、丸いオレンジ、緑色、金色の捻じれた髪と視界が移り変わってリティは頬を上気させて不思議そうに見上げる丸い目に大声を返す。


 「あの! そこに落ちている梯子を掛けてくれませんか!?」

 「梯子? …少々お待ちを」


 そういって女性はスカートのポケットに手を入れて白い手袋を出すと両手に付けて片手ずつ数回動かして指と布の間が無いと解ると腰を屈ませて梯子を持ち上げてリティの方に下ろす。

 壁に掛けられた梯子を見てリティは腰回りに散乱していたトンカチに釘、木の板を持って顔を綻ばせて足を掛けて慎重に降りていく。


 屋根から降りられたという解放感からリティは心を弾ませて愛しい地面に足を下ろすと手に持っていた工具を壁の付近に置き振り向くと勢いよく女性に向かって頭を下げて口を開く。


 「あの、本当にありがとうございました!!! 梯子が外れて降りれなくて困っていたんです!」

 「いえいえ、この程度なら手間にも入りませんもの、気にせずとも宜しくてよ」

 「は、はぁ………」


 そういわれてリティは気づく、女性の服装が嫌に小綺麗だと。

 見た目そのものはリティが来ているような何も特徴が無い服、しいて言うならば都会から来たのかと思うぐらいには洒落ているぐらいか。


 しかし使われている布地が明らかに違う、無理やり高級な布を安っぽい服に加工したような、そう名のある商家か貴族がお忍びで着るような服。

 そこまで解ってリティは今しがた使った丁寧語と敬語の混ざり合った言葉に頭を下げたまま目を左右にせわしなく移動させる。


 再度謝罪をするにしてもお忍びである以上口調を変えるのはあからさま過ぎて不快に思われる可能性が高い、しかし無礼だと目を付けられる可能性もある、リティは内心考えを巡らせて体をその場に固められた様に動かさずに時間を稼ぐ。

 下げられた頭を不思議そうに見下ろしながら女性は人差し指から擦り指の三本を掴んで片手ずつ手袋を外してスカートの内部に仕舞う。


 辺りが暗くなった中女性は軽く咳払いをし頭上から聞こえた息遣いにリティは体を激しく揺らし、女性は柔らかい笑みを浮かべるとリティに向かい優しく語り掛けた。


 「お顔を上げては頂けません?」

 「は、はい………」

 「お聞きしたいのですけれども、(わたくし)はそこまで恐ろしい女性に見えますの?」

 「い、いえいえいえいえ!!! そんな滅相も無い! とてもお優しそう…そう! 夜空に浮かんでるお星さまの様に見えます!」

 「…今の男性でしたら口説き文句なのかと疑いましたわ」


 目尻を下げて呆れたように小さく笑う女性につられてリティは顔をひきつらせた、目の前にいる女性が悪い貴族ではないと判断し命拾いをしたと内心鼓動を速める心臓を慰める。

 再度激しく女性に頭を下げなおすとリティはいち早く女性から距離を取り壁の近くに下ろしていたバケツを持ち上げて中に入れてある刷毛を掴み壁に赤い塗料を付け足していく。


 もう時間も遅く明かりが無い中必死に目を凝らしていると自身の後ろから明かりが漏れてリティは真後ろを恐る恐る振り向く。

 先ほどまでいた女性が呆れた表情を作りながらたたずんでいて周りに青白い球体を作り辺りを囲む。


 暗い夜に浮かぶ球体はまるで空に向かって飛んで星空の中に入ったかのような幻想的な光景でリティは呆けていると女性は軽く手を叩いた。


 「仕事の最中なのでは?」

 「あっ、あの! ここまでしてもらわなくてもですね………何と言いますか…ご迷惑になるかと………」

 「ここで貴女を見過ごすのは私の心が痛みます、さぁほら速く手を動かして!」

 「す、すすいません!!!」


 辺りが暗い中リティの声は周りに反響し良く響く、女性は軽く両手を左右の耳に当てると両目を強く閉じ、目を開けて両手を下ろし眉間を右手で軽く揉みながら壁を一瞥する。

 目の前の壁以外も塗られていないのなら速くて後数時間はかかる、この壁だけなのかと壁を一心不乱に赤く塗りたくる少女に声をかける。


 「ほかの壁は塗り終えましたの?」

 「はい、あの…待ってもらわなくても良いんですよ………?」

 「私が好きでしていることですから気しなくても結構ですわ」

 「わ、解りました…」


 明らかに貴族の女性に雑用をさせていることに気が散り塗りに集中できない。

 肉体労働に精神的疲労から汗が顎先から滴り落ちる、リティは内心精神的な部分が大きいと思いつつも刷毛を持つ手に力を加えて何とか壁を塗る速度を速めていく。


 壁に塗られた赤い塗料が女性の作った球の光を反射させるにつれてリティには速くしろと詰られているように思え、雑になりかけている塗りを何とか丁寧になるよう気を引き締めて口を一文字に結び色の禿げた木の板を彩っていく。

 刷毛を掴む手も赤くさせて壁一面塗り終えた時にはもう太陽は沈み終えて青白い月が2人を照らす。


 金色の髪、黄金の麦畑を思わせる女性の髪にリティ数舜見惚れ、周りに浮かんでいた球が消えた為辺りの静けさに合わさって夜まで突き合わせてしまった事を思い出して頭を下げようとするリティに向かい女性は手を軽く前に突き出す。


 「もう良いですわ、貴女放っておいたらずっと謝っていそうなんですもの」

 「す、すいません………あの、こんな所に何の用だったんですか?」

 「ああ…実は道に迷っていまして………貴女に道を聞こうと思っていたのを忘れていましたわ」

 「あははは…田舎ですから無駄に広いんですよね………どこに行きたいんですか?」

 「ギルドに少し用がありまして」


 恥ずかしそうに顔を背ける女性に向かいリティは言葉遣いと仕草が上品すぎると左眉を動かしながらぎこちない笑みを返す。

 服装以前の問題で隠すつもりがあるのかとリティはいぶかしんで女性の顔色を探る、しかし女性の顔色からはそれが本音だという事しか伺えず少しこのことを伝えるべきか、それとも流すべきかと考えた所で思う、助けてもらっておいて自分は蔑ろにしていいはずが無いと。


 リティから見て目の前の女性は世間知らずのお嬢様にしか見えない、にもかかわらず護衛の一人もついていないのが酷く不自然に思えてならない。

 ただの観光では無いのか、そんな考えがリティの頭をかすめるが直ぐにかき消す、藪をつつく趣味は無いし誰にも探られたくない秘密の一つや二つはあるだろうとリティは自分が後ろに背負っているグランディアの重みを確認して決めた。


 「あの…えっと」

 「私ベル…メリィと申しますわ、そうお呼びください」

 「メリィさん、あの…言い辛いんですけど………貴族様…ですよね?」

 「えっ…何でお解りに?」


 体を少し引いてリティを警戒したベルナンドは長く包まる髪を徐々に上げつつそう口を開く。

 青白い閃光がベルナンドの体を迸るのを見てリティは悟った、護衛を付けていないのは相応の実力を持っているからだと。


 リティからしたら力の差関係なしに貴族に喧嘩を売るような事は天と地が逆さになってもするつもりはない、慌てて顔の前に両手を持って行き激しく左右に振り始めた。


 「ちちち違います! 敵意があるとかじゃなくてですね…! 解りやすいんです!!!」

 「解りやすい…?」

 「口調とか仕草とか…服装とか! とても一般人には見えないと言いますか」

 「………困りましたわね、なるべく目立ちたくは無いのですが…」


 リティには信じられない事だがベルナンドは大真面目に自分の変装は完璧だと思っていた、気に入っている赤いドレスも着ていないし指に嵌めた指輪もはめていない。

 香水だって付けていない、この上一体何をすれば周りに自然と溶け込めるのかベルナンドには解らない。


 公爵家の長女としての教養を受けて相応の環境に身を置いてきた、それ故に、ベルナンドは市民の生活というのが解らない。

 自分が住んでいる地区にも一般市民はいる、いるがそれは富裕層の中での市民、そもそもリティの様な一般的な市民とは生活水準が違う。


 リティが目にしたことも無い料理の数々がゴミ箱に入っている、そんな世界。


 「…まず肌が綺麗すぎます、化粧品を使ってないようですけどそれがかえって不自然ですよ、私達だって軽いお化粧ぐらいはします」

 「そ、そうなんですか………」

 「はい、それと…物腰がお淑やかと言いますか…柔らかすぎです、もっとこう、適当でいいんですよ適当で」

 「適当…と言われましても」


 まだ子どものリティならば別だが大人が化粧をしていないのはおかしい、リティのあまり敬意を払っていない雑な指摘がベルナンドには新鮮であった。

 流石にキュラエスに会いに行ったスラムよりはマシだろうとは思っていたがその程度の認識、ベルナンドは自身が身を置いていた環境が世間一般でいう普通ではない事を強く思い知らされた。


 ここでリティは一つの失態を犯した、リティは普段クロウベルという種族が違う元ではあるが王族を相手に会話をしている。

 余り気にしているそぶりが無いとはいえ貴族であるベルナンドに市民のリティがしていい振る舞いではない、そのことにリティは気づかない。


 目上の人物と話すことを変に慣れたリティはいつも通り考えてしまった、本人が気にしていないのなら別に良いかと。


 「適当という言い方が悪いなら気を抜いてください、メリィさんは妙に浮ついてるようで目立ちますよ」

 「気を抜くですか…」

 「後、さっきも言いましたけど服も違う物を着た方が良いですよ? 布地が良いものだとすぐにわかります、せめてそれだけでも変えてください」

 「………成程、色々と勉強になりました、ありがとうございます…えっと?」


 ベルナンドがリティを見下ろしながら名前を聞くとリティは未だに自分が名乗っていない事を思いつき露骨に顔をひきつらせた。

 身分が上の人物に先に名乗られて自分が名乗り返さないのは不敬であると解っていて忘れていた事をリティは見下げる瞳を見て留飲を下げた、目の前の女性ならばそこまで気にはしないと思い。


 「すいません忘れていました、リティ・ヘルツです」

 「リティとお呼びしても?」

 「構いませんよ? 所でギルドですよね私も行きますから一緒に行きます?」

 「いえ、このまま行って目立つなら行けませんわ………どうにかしたいのですけれどどうしましょう…」


 悲し気に眉を下げてベルナンドはリティに目線を送る、それが何を意味しているのかが解らない程リティは鈍くなく顔を引きつらせながら軽く体を引く。

 そのまま走って逃げようかという思考が頭の片隅を霞めた瞬間ベルナンドが勢いよくリティの右腕を掴む。


 引きつらせたまま左の眉を大きく釣り上げて目を見開きベルナンドを見つめる、月明かりに照らされた二人の髪が風で靡き綺麗に薄暗い中に柔らかい明かりをちらつかせる。

 絵になる光景ではあるがリティの表情が全てを台無しにしていた。


 「痛っ! あの、メリィさん………?」

 「リティ、貴女なら私のどこがおかしいのかがお解りになる」

 「そ、そりゃ解りますけど…えっと、帰りたいなぁ………なんて」

 「…そうですわね、もう時間も遅いので家に帰りましょうか」


 見るからに貴族とし柔らかい物腰のベルナンドが敬称を抜いて呼び捨てで呼んでいいかと聞いたことをリティは深く考えるべきであった。

 地位の高い者が身分の低い者から注意を受けた時に思うのは二通りある、一つは一体誰に向かって口を開いている、又自分の身分を忘れているのかと憤慨や人格を疑う者。


 二つ目に地位を気にせず指摘が出来る精神的に強い、思いやりがあると認識する者、ベルナンドは明らかに後者よりの考えを持つ人物である。

 公爵の娘たるベルナンドは今まで媚びを売られても注意を受けた事は少ない。


 それこそ親か親友たるアリス、そして最近知り合った嫌に無表情で表現豊かな少女。

 しかしそれは全てベルナンドとほぼ対等に会話が出来る地位にいる人物からであり、明らかに目の前の少女はそういった地位についているとはベルナンドには考えられなかった。


 身分不相応なその振る舞いがベルナンドの興味を引いた、初めて一般庶民と交わしたまともな会話が説教紛いの小言、不意にリティとベルナンドの視線がぶつかる。

 月明かりしか明かりが無いにもかかわらずベルナンドの瞳は爛々と輝いていて、その瞳を見た瞬間リティは悟った、逃げられないと。


 「リティ、お願いがあります」

 「このタイミングでですか………」

 「恥ずかしながら私まだ宿を取っていないんです」

 「それは大変ですね…」

 「はい、そこで貴女の家に泊まらせては貰えませんか?」

 「えぇ!? わ、私の家にですか!?」


 リティは大声を上げてしまい口元を手で塞ぐが口から飛び出た言葉は暗い夜空に吸い込まれて消えていく。

 腕を引いて逃げようとするもベルナンドの右手は強くリティの腕を掴んでいて離れる気配が無い。


 腕を激しく振るリティにベルナンドはにこやかに頬を緩ませる、そこまで強く拒否をしていられる事にベルナンドは愉快に笑う。

 かつてここまで感情を素直にぶつけてくれたものが居ただろうか、貴族という権力争いの中ベルナンドは戦う事を辞めて傍観する立場を選んだ。


 それが許される地位だったし色々と観察をしてきたから観察眼には自信がある、そのベルナンドから見てリティは非常に好感の持てる少女だ。

 思ったことが良く表情に出るし動きが大きく見ていて飽きない、何よりその性質は善、相手を利用する考えなど塵ほどもない清らかな心がベルナンドを引き付ける。


 親友であるアリスも似ているがここまで素直ではない、ベルナンドは必死に逃れようとしているリティの腕を離して頭を下げた。


 「頭を上げてください! 私に下げる頭なんて無いでしょう!!!」

 「人に何かを頼むときは頭を下げる、当たり前の事ではないですか」

 「そんな滅茶苦茶な…! 解りましたよ連れて行きます!!! でも私家というより寮住みで部屋もかなり狭いんですから覚悟しておいてくださいよ!」

 「ありがとうリティ! これで私達お友達ですわ!」

 「え゛っ」


 リティは自分の口から出てきた声に驚き体を硬直させ、ベルナンドは小首を傾げてリティを見つめる。

 澄んだ瞳に移る自分の姿にリティはどうしてこうなってしまったのかと自分の頭を軽く抱え、その反応を見てベルナンドは悲し気に目じりを下げた。


 「違いましたの…? アリス、友人からそう言われたことがあったのですが」

 「………メリィさんは素直な人ですね」

 「リティに言われたくはありませんわ」

 「あの、それどういう意味ですか?」


 軽く頬を膨らませるリティにベルナンドは軽く笑った、やはり素直な少女だと。

 リティは知らない、ベルナンドの友人という立場をどれほどの者が望むのかを、ベルナンドが公爵家の長女だという事を。


 年上だと思っていた女性が急に同い年に見えてきたリティはベルナンドの事をどこかの偉い箱入り娘ぐらいにしか思っていない。

 道具を粗方片付けたリティは「ついてきてください」と言ってリティはベルナンドを誘導する、歩く中リティは部屋にベルナンドを一人でおいてギルドに行くべきか明日改めてベルナンドと共に向かうべきかを悩む。

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