2/3
第1話 新しい生活
ふぅ、間に合った。門に迫ってきた。
「もうみんな結構来てるな」
「そうね、私たちが遅すぎただけだと思うわ」
う、言われてしまった、
「クラス一覧は何処だろう」
「目が節穴なのね、右にあるわ」
クラス一覧表を見てみる。
えーと直之と甘奈は、3組だ。
「やったな、同じクラスだ!」
「ふん、また同じなのね、まあとりあえず喜んでおくわ」
もう、このツンデレは昔から変わらないな、
同じクラスなのは嬉しい。一緒に帰れるしな、
「じゃあ、行きましょ。」「そうだな」
とりあえずクラスに向かう。
クラスに入ると、もうグループができている。
俺ら、遅れたな。まあ俺らはグループだからな。
大丈夫だろう。
ん?何か、一人の女子がいる。
話しかけるか。