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『E-de-n』 ~葬送の少女天使は《あい》を謳う~

作者:雨色銀水
世界大戦によって多くの人々が死に絶え、『わたし』はただ独り都市に取り残された。

『エデン』。楽園の名を持つ天使は、永い間ずっと、ただ一人の帰りを待っている。つらくも孤独な毎日――そんなある日、空から一人の少年が降ってくる。
背中の翼を広げ、空へと飛び立ったエデンにかけられた言葉は――
「やあ天使――僕を迎えに来てくれたのかい?」

不遜に笑う少年――『イオン』の肌はひどくただれ、体の多くを包帯で覆っていた。そんな痛々しい姿でエデンに笑いかけると、彼は一つの提案を押し付けてくる。

「僕が死ぬのを見届けてくれ。それまでは君と一緒にいることにするから」

あまりに言い草にエデンは言葉を失うが、すべての歯車はここより回り出す。
促されるままにエデンは都市の過去を語り始める。かつて天使でなかったエデンが体験した出会いと別れは、いつしか現在の二人へと繋がっていく。

これは、喪失の先に残された――最後の希望の物語。

――――

 誰も気づかれずに終わってしまった物語の、最後の一ページを君に捧ぐ。
 もし興味があれば、この物語を辿ってほしい。
 結末はまだ、記されてはいないけれど――君の好きなハッピーエンドだといいね。

               レオン・カノープス

※こちらの作品は、「カクヨム」にも掲載しています。
《記憶》:0
第一部「箱庭の向日葵は夕方に咲く」
第二部「永遠よりも美しき、この一瞬を」
第三部「黒い夜のジュデッカ」
3.聖櫃の少女
2021/07/26 19:52
第四部「白き終焉と報われぬ恋の果て」
Epilogue
――Epilogue――
2021/07/29 19:27
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