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新章突入、導入の1話を更新です。
どうも皆さんお久しぶりです、妖精少女サクラは帰ってまいりました!
あれから、そう私が棲む幻惑の森の騒乱が解決、解決?してからすでに数ヶ月が経っております。
その間私は相変わらず主様の根元を棲家に、赤眼様の庇護の元、仲間たちと忙しくも楽しく過ごしておりました。
その甲斐あってか私も成長、でも身長だけは1mmも伸びず、これだけが本当に悲しい出来事です。
本当に悲しいです!
悲しいといえば仲間があれからもさらに増えたのですが、羽妖精やハイブリッド妖精が生まれてこないので、種族的にはまだボッチな事です。
そう、ボッチが卒業できないのです!
なんだ2つも悲しい事があるじゃないか、というツッコミはいらないですよ?
そういうのは関西テイストなウサギさんたちで間に合ってますきゅぃー!
あ、この噛み癖のきゅぃーも未だに治らない事も悲しいです。
何せ妖精の花園のあいさつがいつの間にか「きゅぃー」になってますから、おのれ関西テイストなウサギさんたちめ!
「何が、きゅぃー、ですか!
別にこれはあいさつを意味する言葉でもないのですよ?
それをそれを、面白がってまったく。
もう、もう、もう!
ウサギさんたちには困ったものです。
困ったといえば、エフェメラルさんもです。
ウサギさんたちがそういうあいさつをしだしたからって乗る事ないじゃないですか。
美少女のきゅぃー、とか超萌えちゃうじゃないですか。
反則ですよ、まったく。
そうしたらマンドレイクさんたちも真似してきゅぃーの唱和ですよ、唱和。
みなさん、さん、はい、きゅぃー、って何ですか、もう、もう、もう!
きゅぃーはあいさつじゃないんです、鳴き声なんですきゅぃー!」
「おい、朝から何を騒いでるんだ?」
「聞いてくださいよ、ハヤテさん! 私のこの悲しみを是非、受け止めてくださいよ!」
「嫌に決まってんだろ! お前の魔法、全力でぶちかましたら流石の俺でもいてーんだよ!」
「それでも赤眼様に一目置かれている存在ですか! どーんと受けて止めてくださいよ!」
「何、あの赤眼が、か? って、嫌に決まってんだろ!」
「よろしい、キュートなお嬢さん。私が受け止めてあげましょう」
「「ゴリラは黙ってろ」」
「ゴリラ言うんじゃねぇえええええ! 俺はスカーレ」
「あ、サクラちゃん、ここにいたのね。赤眼くんが呼んでるわよ」
「はい、今行きます」
「げっ、エフェメラル!?」
「おお、私の薔薇エフェメラルさん! 今日こそ私の愛を受け入れ」
「ワンちゃんやっほー。あ、赤毛くんは帰っていいよ?」
うん、カオスな感じもあれから継続してます。
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名前:サクラ=シンドウ(女/1歳)
名称:-
種族:ハイチェリーフェアリー(LV15)
解説:サクラという未知の樹を創造する任を与えられた妖精種成体のフェアリーの上位種。精霊と植物の運行を補助するユニーク。
状態:普通
所属:幻惑の森
HP:387/387 MP:1625/1625 SP:50/50
筋力:D- 器用:C+ 敏捷:C+ 知力:A 魔力:B 感知:B 精神:C+ 幸運:G+
種族スキル:糸生成/フェロモン生成/針生成/妖精鉱生成/魔力譲渡(精霊)/妖精魔法(羽・樹)/擬態
職業:妖精戦士(経験職:メイド/ニート/魔術師/魔法少女/戦士/妖精術師/妖精庭園師/妖精服飾師/妖精鍛冶師) *高校生(LV11・選択不可)
妖精戦士(LV5):魔法剣
メイド(Master):家事補正(小)/屋内作業補正(小)/隠密
ニート(Master):集中力増加/省エネルギー/テリトリー
魔術師(Master):魔法適性(極小)/消費魔力減少(極小)/詠唱省略(極小)
魔法少女(Master):魔法適正(小)/魔法効果補正(小)/限界突破(魔法)
戦士(Master):近接戦闘(極小)/射撃戦闘(極小)/姿勢制御(極小)
妖精術師(Master):妖精魔法効果補正(小)/消費妖精力減少(小)/魔力弾
妖精庭園師(Master):開花補助/成長補助/剪定
妖精服飾師(Master):整形補正(服)/整形補助(装飾)/リペア(服飾)
妖精鍛冶師(Master):整形補正(道具)/整形補助(武具)/リペア(武道具)
自動発動スキル:HP回復率上昇(LV4)/MP回復率上昇(LV4)/SP回復率上昇(LV4)/魔力吸収効率上昇
並列同期/危険感知/隠蔽(LV3)
料理(LV4)/裁縫(LV4)/家事(LV5)/算術(LV4)
剣術(LV3)/回避(LV4)/体術(LV2)/体幹(LV2)
任意発動スキル:自己能力確認/魔力視/魔力付与/融合魔法/歌舞魔法
鑑定(LV4)/魔力操作(LV5)/身体強化(LV4)/探索(LV4)
妖精魔法(羽):飛行/妖精粉/不思議な踊り/妖精光
妖精魔法(樹):開花/成長/種/植物操作
光魔法(LV5):ライト/コンセントレーション/リモートビューイング/ヒーリング/トリートメント/リラックス/イリュージョン
風魔法(LV5):ウィンド/コントロール/サウンド/シューティングアシスト/ウィンドシールド/ゲイルムーブ/エアウォーカー
風魔法(創作):アクセラレータロアー/ブロウ/ノイズ
水魔法(LV4):ウォーター/クール/ピュリファイ/リザレクション/キュア/タフネス
闇魔法(LV3):ダークパイル/ハイドシャドウ/ダークネット
癒魔法(LV2):ヒールウォーター/キュアネスウォーター
氷魔法(LV1):フリーズ
雷魔法(LV2):ショック/サンダーボルト
空魔法(LV1):ストレージ
融合魔法(風光):リモートセンス
融合魔法(光樹):コンバート
ギフト:異世界神の加護(小)/全言語解読/風属性適正/光属性適正
通常装備:水風光妖精のリボン/水風光妖精のエプロンドレス/水風光妖精のワンピース/水風光妖精の下着一式/水風光妖精の布靴/水風光妖精の肩掛け鞄
*装備効果により器用、敏捷、知力、感知、精神が1段階アップ。HP回復率上昇、MP回復率上昇スキルの効果に2段階プラス補正。
戦闘装備:ヴァルキリーレイピア/ヴァルキリーヘルム/ヴァルキリードレスアーマー/ヴァルキリーアームガード/ヴァルキリーグリーブ
水風光妖精のワンピース/水風光妖精の下着一式/水風光妖精の硬布長手袋/水風光妖精の硬布長靴/水風光妖精の肩掛け鞄/水風光妖精の硬布鞘
*装備効果により器用、敏捷、知力、感知、精神が2段階アップ。HP回復率上昇、MP回復率上昇スキルの効果に2段階プラス補正。
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さて、この膨大なデータ量を誇るのが、私の現在のステータスです。
種族レベルは中々上がりませんが15まで到達し、いくつかの職業を経験してマスターしちゃいました。
ですが、一番注目していただきたいのは年齢です。
そう、私も等々1歳になりました、ぱちぱちぱちー。
はい、別にお誕生日会とかはありませんでしたが、赤眼様から「そうか、1年か」と色々な意味を込めた呟きをいただいたので満足しております。
悪い意味は含まれていないはずですよ、何せ朗らかな笑みを浮かべての独り言でしたから。
私も独り言が多いですけど、赤眼様も耳を澄ませばぼそぼそと独り言を漏らしてるのをよく聞きます。
こんなところまでアース世界のお父さんと一緒なんて照れちゃいますね。
さて、色々と成長して色々増えておりますが、さらっと解説しておきます。
まず職業ですが、魔法少女をマスターした後、妖精庭園師を始めとした妖精限定職業を総なめにしました。
なお、限界突破(魔法)というのが赤眼様やハヤテさんがいう全力全開魔法の能力で、使うと威力が半端なく上がりますが直後にSPを全て消費するので気絶します。
総なめにして覚えたクラススキルはほとんどが行動を補正する効果のものですが、2つのリペアは壊れたり破損した物を瞬時に直すスキルです。
ただし妖精糸や妖精鉱、妖精魔法で作られた物に限られ、あくまでも妖精パワーで作り出した物限定って事です。
そこまでマスターした私は妖精術師にも手を出し、マスターして妖精魔法を使いやすくするクラススキルを習得しました。
そして魔力弾というスキルですが、これは魔力を魔法に変換せずに撃ち出すもので、属性魔法が苦手な妖精でも持てる唯一の魔法攻撃だったりします。
正直、その見た目は某戦闘民族さんたちが撃ち出すアレにしか見えません、ありがとうございました。
こうして妖精シリーズをマスターした私は赤眼様の勧めもあって、戦闘職と呼ばれる近接戦を得意とした職業に就くことにしました。
どうやって見ているのかは分かりませんが、私が中層部に出かけてはハヤテさんに弄ばれたり、魔獣たちと戦ったりして接近されると苦戦しているから、というものでした。
まあ、苦戦してるのは本当の事ですし、赤眼様のおっしゃる事ですから素直に就きましたよ。
そうして魔法は自己強化の支援系だけに留め、剣を使った近接戦闘ばかりしていましたから剣術や回避スキルのレベルが軒並み上がりました。
序にハヤテさんとの戯れやゴリラさんから教わった事で、体術や戦闘時の体の動かし方が上手くなる体幹スキルなども会得しました。
あ、体幹スキルは常に体の姿勢を綺麗にしてくれる効果もあるので、所作も優雅で綺麗になったとエフェメラルさんから褒められたのはうれしい誤算です。
そして現在就いている職業の妖精戦士ですが、戦士と妖精術師をマスターしないと就けない特殊職で、いわゆる魔法戦士な職業です。
ですから覚えたクラススキルも魔法剣というオタクなら誰もが興味深々なもので、装備した武器に一時的に魔法の効果を込める、という効果です。
うん、魔力付与を持つ私には無用でした、残念!
この妖精戦士という職業は、嘗てこの森に棲んでいたフェアリープリンセスの片割れが就いていたフェアリープリンセスナイトの基本職らしいですから、マスターするつもりですけどね。
妖精姫騎士と妖精魔法姫のコンビとか、なんてプリティでキュアキュアなのでしょうね、どこのアニメきゅぃー!
すみません、興奮して噛みました。
後はまあ、魔法レベルもいくつか上がって色々な魔法を新たに覚えていますが、この辺は追々説明していきます。
ちなみに隠蔽というスキルですが、鑑定のアンチスキルでレベル以下の鑑定を無効化するというものです。
この森で鑑定持ちがいませんから意味のないスキルですけどね!
このような成長を遂げた数ヶ月だったのですが、未だに私は幻惑の森から出た事がありません。
そのうち人里に行ってみようとは思っていたのですが、忙しいし楽しいのでそんな事はすっかり忘れて過ごしていました。
ですが等々私も人里デビューする日がやってきたのです。
その切っ掛けとなるのはとあるものと遭遇した事だったりします。
「あれ? もしかして、人間?」
そう、ファンタジア世界初となる人との遭遇でした。
ただしその人はボロボロで行き倒れで、もはや虫の息だったのです。
ありがちな出会いイベントですよね!
お読みくださってありがとうございました。




