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2-4

休日ですし、投稿します。

本日は2話投稿です。

2-4~2-5


お腹が空きました、何か食べたいと思います。


と、いう事で食料確保の時間がやってまいりました。


空腹なのですが妖精だからでしょうか、肉類が食べたいとまったく思いません。


前世でも肉類はあまり好きではありませんでしたが、魚は大好きでよく使っていたのですよ。


でも、その大好きな魚すら食べたいと思わないのは種族に違いなのでしょうね。


イモムシの時に食べた卵の殻とか前世では拒否反応レベルだったから、今更だったかもしれません。


さて、何時もならば主様の果実、桃(仮)の果肉をむしゃむしゃしてるのですが、折角自由に移動出来るようになったのですから違う物が食べたいです。


引き籠ってただけじゃない、という言葉は知りまきゅぃー。


ごほん、新たなる食材を求めて旅立つ時、それが今でしょ!


そういう訳でやってきたのは目視可能距離、飛行移動してすぐの場所にあった草です。


何ゆえ草、と思ったかもしれませんが、これはたぶんハーブですよ、ハーブ。


鑑定してみた所、やっぱりハーブの一種だと思われる草たちで、アース世界とは植生とかが若干違うようですが似たような物でした。


その内調理や加工しなくても美味しいハーブを摘み取ってむしゃむしゃ。


主様のお膝元、もとい、根元で育ったハーブですから魔力を含んだ魔法薬の素材に適した良品、しかも味も抜群ときたら最高ではないですか!


オーガニックどころではない素晴らしいハーブたちをむしゃむしゃ。


ちょっとドレッシングが欲しくなりますがむしゃむしゃ。


ハーブなサラダをむしゃむしゃ。


むしゃむきゅぃー!


はっ!?


気が付いたら手に届く範囲の全てのハーブ、大よそ半径50cm以内のハーブを食べ尽くしていました。


他の食指の沸かない雑草、といったら可愛そうですが、食用に向かない草たちは残ってるので禿になってませんが、かなり薄くなってます。


っこ、こりはもしや赤眼様に怒られる?


で、でも赤眼様が草如きで怒ったりするのかな?


と、取りあえず、食べて減った分が育つように魔力を与えておきましょう、全力で!


にゅいんにゅいん、と魔力を注ぎ、「大きくなーれ、大きくなーれ!」と声を掛け、某妖精さんの踊りを踊りました。


するとですね、何という事でしょう。


草たちがどんどん育つではありませんか!


しかも雑草ハーブ関係なく、急激に。


「きゅ、きゅぃー!?」


私は身長15cmほどの妖精さんです。


急成長していく植物。


そんな彼らに捕らわれ、まるで蔓草の檻にでも閉じ込められたかのような状況に陥りました。


「こ、これが自然の逆襲ですきゅぃー!」


いや、まあ、所詮草ですし、すぐに脱出できましたから問題はありませんでした。


ただ、急成長した事は謎なので調べてみる事に、って、完全にこれ私が妖精だからですね、ステータスチェック!


うん、やっぱり私が妖精だからで種族レベルがアップして新しい妖精魔法(樹)を覚えてました。


それは植物の成長を促す成長という魔法です、そのままですね。


この妖精魔法で育てた植物は、普通よりも魔力を多く含んで美味しく栄養も豊富になるようです。


これでますます人に対して警戒しなくてはならなくなりましたね。


だって私がいれば、特殊な効果が付いた衣服が手に入り、農業関係でも大いに役立つのですから。


妖精さんが有能過ぎるから狙われる、これ自然の摂理なのかも。


いえ、人が強欲なだけですね、ええ。


私も前世でこんな妖精さんがいたら一家に一台の如く欲したでしょうし。


だって家事も出来ちゃうとか、是が非でも欲しかったですよ!


こんな妖精さんがいたら家事に使う無駄な時間を有益である趣味の時間として回せましたから。


そうですね、仕方ないです、妖精さんが狙われるのは。


なのでしっかり警戒しておく事にしておきましょう、赤眼様の言う事はぜったーい!




さて、お腹も一杯になりましたし、自分の能力の有用性が確認出来ましたから本日のボーナスを享受しないといけませんね。


水魔法のレベルは赤眼様のお陰でもうちょっとで上がるところまで来ています。


なのでウォーターを使っていればすぐにでもレベル2になると思います。


ゲージでいえば90%を超えてますしね。


なのでウォーターを使い続けようとしましたが、ちょっと待ちましょう。


折角だから色々実験をかねて色々やっていきましょう。


水を作り出す魔法であるウォーターですが、これどこから水を持ってきているのでしょうか?


前世の科学的知識を用いるのでしたら、空気中に含まれている水分を液体化させている、という事になるかと。


気体が液体になる物理法則は、温度が下がる、圧力を加える、だったはずです。


この辺りの工程を魔法は熟しているのか、といえば、答えはノーだと思います。


魔法というものを使ってみた経験から言えば、何らかの存在に魔力を与えて変化させる、というのが魔法の法則でした。


ウォーターであれば水精霊に魔力を与えて水を生み出してもらっている、という感じでしょうか。


水精霊が如何にして水を作り出しているのかは不明ですが、ファンタジア世界ではそれが正しい法則なのでしょう、精霊が作り出す、という事がですね。


ただ、この魔法の法則には科学的法則が全く応用できないか、といえばそれはないと思います。


何せアクセラレータロアーやノイズなどの風の創作魔法は科学的法則を応用しましたからね。


音が空気の振動によるもの、とかですね。


その事から、水魔法と風魔法でとっても冷たい水とかが作れるはず。


水を加圧して冷やす、という訳です。


と、いう事で、ウォーターを使う時に風魔法を付与して加圧する事を意識してみました。


「フリーズ」


目の前の草たちが凍りました。


きゅ、きゅぃー?




「えーっと、これは一体全体どういう事なのでしょうか?


 確かに冷たい水が出ると思って使った訳ですが、まさか凍ってしまうとは予想外です。


 ええ、本当に予想外です。


 水魔法に風魔法を付与、融合魔法を使った扱いなのは分りますが、これってどういう事なのでしょう?


 水魔法って冷気まで操る魔法なのでしょうか?


 確かに水は他の物質より温度は低いですからあり得ますね、何せ1℃から100℃までですし。


 それでも凍るほどの冷気、0℃以下の冷気は水ではなく氷って感じがするのですよ。


 じゃあ、これ水魔法じゃなくて氷魔法?


 これは所謂派生魔法って事になるのでは?


 レベル5にならないと覚えないはずでは、派生魔法って?


 いえ、違います。


 神様はレベル5になれば覚える、と言っただけでレベル5にならないと、とは言ってませんね。


 じゃあ、やっぱりこれは、はっ、また独り言しゃべきゅぃー!」




うん、取りあえず落ち着いてステータスチェックしてみましょう。


それでどういう事か分るはずです。


さっきした時は詳しく見てませんでしたし、そうした方がよさそうです。


========================


名前:サクラ=シンドウ(女/0歳)


名称:-


種族:チェリーフェアリー(LV3)


解説:サクラという未知の樹を創造する任を与えられた妖精種成体のフェアリー。精霊と植物の運行を補助するユニーク。


状態:普通 *光魔法リラックス効果中


所属:幻惑の森


職業:魔術師(LV4) メイド(LV15)/ニート(Master) *高校生(LV11)


HP:56/56 MP:330/330 SP:20/20


筋力:G- 器用:E 敏捷:D-(D) 知力:A(A+) 魔力:C+ 感知:B(B+) 精神:C(C+) 幸運:G+


種族スキル:糸生成/フェロモン生成/針生成/妖精鉱生成/魔力譲渡(精霊)/妖精魔法(羽・樹)


クラススキル:集中力増加/省エネルギー/テリトリー/魔法適性(極小)


スキル:HP回復率上昇(LV2+)/MP回復率上昇(LV3+)/SP回復率上昇(LV1)/魔力吸収効率上昇/料理(LV4)/裁縫(LV4)/家事(LV5)/算術(LV4)


    自己能力確認/鑑定(LV2)/魔力操作(LV4)/魔力付与/身体強化(LV4)/並列同期/探索(LV2)


妖精魔法(羽):飛行


妖精魔法(樹):開花/成長


光魔法(LV4):ライト/コンセントレーション/リモートビューイング/ヒーリング/トリートメント/リラックス


風魔法(LV4):ウィンド/コントロール/サウンド/シューティングアシスト/ウィンドシールド/ゲイルムーブ


風魔法(創作):アクセラレータロアー/ブロウ/ノイズ


水魔法(LV2):ウォーター/クール/ピュリファイ


癒魔法(LV1):ヒールウォーター


氷魔法(LV1):フリーズ


融合魔法(風光):リモートセンス


ギフト:異世界神の加護(小)/全言語解読/風属性適正/光属性適正


装備:風光妖精のリボン/風光妖精のエプロンドレス/風光妖精のワンピース/風光妖精の下着一式/風光妖精の布靴


  *装備効果により敏捷、知力、感知、精神が1段階アップ。HP回復率上昇、MP回復率上昇スキルの効果にプラス補正。


========================




「な、何か知らないスキルがすっごい増えてまきゅぃー!


 妖精鉱生成って何できゅぃー!


 癒魔法って何できゅぃー!


 やっぱり氷魔法を覚えてまきゅぃー!


 序に水魔法もレベル2になってまきゅぃー!


 もう、独り言で良きゅぃー!」




はぁ、ふぅ、はぁ、ふぅ。


お、落ち着くのです、私。


深呼吸を繰り返して落ち着くのですよ、私。


あ、こういう時こそ魔法の出番です!


「リラックス!」


ふぅ、落ち着きました、やっぱり魔法は便利ですね。


さて、色々と気が付いてなかったスキルが増えてますし、確認をちゃんとしちゃいましょう。


鑑定でしか出て来なかった名称や解説の項目もちゃんと表記されてますね。


これからは自分に鑑定とか必要ない、いや、待ちましょう。


それはそれで早計な気がします。


ラノベなどでよくある鑑定されてステータスを誤魔化したり隠したりするアンチスキル習得に、自分に鑑定はやった方が良い気がします。


その辺りを意識して、ですが。


それはさておいて、まず妖精鉱生成って何ぞ?


これ、どうやら我が家をリフォームしていた頃から使っていた種族スキルのようですね。


よく考えたら針を整形して骨組みにするとか本来出来る訳がないのですよ、ええ。


今なら出来るかもしれませんが、何せ手がありますし。


でも当時はイモムシですから針を曲げたり組み込んだり出来ないのです、普通は。


それを糸を操るように何となく出来てましたから違和感なくしちゃってましたが、これ、あり得ない事でした。


針を束ねて鉄糸みたいにしてみたりとか、普通にやってましたよ。


その行為は本来は不可能だと意識してなかったから自己能力確認で確認出来ない、という状態だったのが、ちゃんと見ると意識して見たから表示された、という事のようです。


いやはや、やっぱりただやるより意識してやる方が経験になる、と言いますけどこういう違いで現れるのですね、ファンタジア世界では。


これからは色々意識して行動する様にしましょう、新しい試みをする時は。


さて、その種族スキルで作れる妖精鉱なのですが、鉱物って事ではなく、鉱物並みに硬い妖精糸のようですね。


鋼よりも硬く糸の様に軽い、そして魔力をよく通すという特徴があるようです。


我が家を作る時は骨組みに使いましたが、これは色々と作れそうですね、籠とかアクセサリーとか武具とか。


布程度の防御力が高い鎧と良さそうです、とっても。


軽すぎてダメな場合もあるでしょうが、ほとんどの場合は軽い方が良いですからね。


フルプレート着てても素早い、とか格闘ゲームキャラ見たいな事が出来そうです。


今の私には無用の長物ですけど、武具。


何せ15cmの小さな妖精さんですからね!


まあ、見た目重視と言いますか、小さな戦乙女ぽいドレスアーマーとレイピアでも用意しておいて、狩りに行く場合は着替えて行きますか、この際。


夢が広がりまきゅぃー!




えっと、まだまだ確認したい事が沢山ですが、疲れましたのでそろそろ帰宅したいと思います。


だ、だってもう夕方になってますもの。


いつの間にか雨が上がってますもの。


どれだけ騒いでいたのか分らないぐらいですもの。


なので検証は明日にしたいと思います。


先日は徹夜でしたから、今日はちゃんと寝たいのです、私。


で、では、おやすみなきゅぃー!







何だか語尾がきゅぃーになってきた、妖精少女サクラちゃんでした!

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