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「憧れのキミ」

「憧れのキミ」


流行っていた細い人形にも

大人数で踊る歌手にも

キラキラ光る衣装にも

興味はなかった


それは今でもないけれど


あなたが好きだといった

キミに興味を持った


好きなのは

顔?

声?

体型?

歌?

踊り?

服のセンス?


あなたが好きだと言ったから

キミを見つめるようになった


地球がひっくり返っても

キミにはなれないけれど


キミの真似ならできるかな?

そう思ってみたけれど


やっぱり無理だとどこかで分かっている


海が空っぽになっても

キミにはなれないけれど


私はキミになりたい

あなたが好きだと言ったから


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