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一人でご飯

一人でご飯

つまらさそうな世界に

現実が散らばっている


本の世界 音楽の世界

電子の世界 二人だけの世界


自分だけが

傍観者なのではなく、

没頭と陶酔の間に

転がっている会話の切れ端を

こっそり集めて

にやりと地味に笑う

怪しさをそっと隠す


無言のまま

相手がいることが

いつもいつも幸せとは

限らない

転がらない単語の切れ端見つけて、

一人で席を立つのだ


ああそれでも

味を覚えていないのは

一人だったせいだろうか

それとも

自分に集中させているようで

周りに集中していたせいだろうか


悟りの境地までは遠い


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