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「キミの結婚」

「キミの結婚」


結婚なんてガチャみたいだと

キミは笑った

酒と共に


何が出てくるか分からないガチャを

俺の金で回し続けている


良いこともそうでは無いことも

タイミングも選べずに


共に同じ機械を見ているはずだった

そう口約束はした


だけど

でも

だって


金が減っていく

心も減っていく

だから離婚したと指をさすった


もう結婚はしないと言っていたのに

隣にはにこやかなレディ


良いのかと聞いたが

彼は笑った


しょうがない

金が減っても中身が分からないガチャでも

課金しないと逃げられる

そんな人だからと笑った


今度は永久になると良いね

私は願う


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