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「表現の自由と模倣と盗作」
「表現の自由と模倣と盗作」
愛とか夢とか友情とか
ありふれた感情は
ありふれた言葉で表現される
これが模倣だとか盗作だとは
言われないだろうけれど
同じ形の物が何度でも使用されたなら
そこになんの意味も愛情も尊敬も無いのなら
それは盗作だろう
解らないだろうで行われる侵害は
分かった側のココロを地味に削る
自分が得られるはずだった評価も
自分の物だった成功も利益も賞賛も
奪われていくからだ
きっと私は気がつかない
模倣されても盗作されても
けれど
するかもしれないハートだけはある
強すぎるオリジナルは誰にも
手が出せないけれど
それができるのは天才だけだから
多くの人は自分だけが知っている
ハートを横のおいて
今日も何かを創り出す
愛とか夢とか友情とかを
ちょっとだけ乗せて