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「エネルギー」

「エネルギー」


あの人の詩には風景が見える

あの人の音には時代が見える

あの人の絵には世界が見える

好き嫌いは有れど


力があるだけではない

強さがあるわけじゃない

恐怖の絶望も希望もない


あるのはエネルギー

あるのは時間

あるのは体力

空気を動かすエネルギー

未来を揺さぶるエネルギー

内臓を捕まえるエネルギー

良くも悪くも


写真には写らないけれど

全ての人の目に見えるわけではないけれど

全ての人に届くわけではないけれど


時代が変わっても 世界が代わっても

首相が代わる 大統領が変わる

国が無くなる 海が増えていく

雲がどれだけ形を変えても

ポツリポツリと現れては消えるエネルギー


しっぽを捕まえるのか

手のひらに乗るのか

そっぽを向いたまま歩いていくのか

会えたらラッキー

それくらいで生きて行く

そして時間を喰われていくのだ

魅了という名で


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