表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
170/219

「~食事6~母と母」

「~食事6~母と母」


何が食べたいと問われなくても

好きな物を作るわ


母親は胸を張る

あなたの好みは知っているから


家を出て行った時のまま

更新されない好みの味と量


おかしいわ

自分の食べる量は減っているのに

子供の食べる量は変わらずに

ずっと食べられるものだと信じている


おかしいわ

あなたと暮らすよりも

他人の私との方が長くなったのに


あなたの好みはこの食材

この味でしょう


多いという言葉を自動的に排除

美味しい

なんども催促する


美味しいはずよ

だって食材が高価だわ


美味しいはずよ

恐ろしいほどの愛が入っているみたい


家に戻ったら

男でも女でも料理を教えるわ

自分の好みを自分で作れるように


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ