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「アナタへの手紙」

「アナタへの手紙」


お久しぶりです

覚えていらっしゃいますか


まだ若かったころ

昔アナタが亡くなる夢を見て

泣きながら起きた私に

アナタはこう言いました


それは長生きする夢だから

泣くことはないんだと

疑う私にあなたはただ笑うだけでした


それからはアナタが亡くなる夢を見ても

怖くは無くなりました

起きてアナタの顔を見るまでは

安心できませんでしたけど


アナタが本当に亡くなっても

私はまだ夢を見ます

でもやっぱり怖くないです

夢で会えるから

そして起きなくなりました

起きるとアナタがいないことがわかるから


そろそろ会いに行けそうです

長らくお待たせしましたが

その分土産の話も用意できました


私は最近別の夢を見ます

ワタシが亡くなる夢です

でも長生きする予定はありません

正夢であるように願います

そしてあなたに言います

疑った私が正しかったじゃないですかと




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