表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/219

「カラー」

「カラー」


動物だった頃

白いモノが特別とされたのは

隠れられない世界のなかで

生き延びたから

仲間も去っていくなかで


人になったころ

黒い者が異端とされたのは

知られなかった世界で

生き延びたから

幸せのなかで


色も幸せも違えど

生き延びたから

これからも

生き延びていける


血の色は同じだから

誰もが特別だから

争いは起きるけれど

それだけでは生きていけないことを

もう知っているから


いろいろなカラーの中で

いろいろなカラーを見つめながら

生まれては

去っていき

誰にも知られないままのカラーもまだ

きっと眠っている


白くても黒くても

青くても緑でも

きっと生きていける

幸せになるために


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ