表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
114/219

「御縁とさようならと」

「御縁とさようならと」


春が来る

さようなら


もう会えないかもれないと嘆く

大丈夫

縁があれば

誰かがにんまりと笑う


ただし

いつになるかわからない

シワシワになった頃かも

もうお互いに忘れたあとかも

繋いでおきたいと願うなら

早めに縁を繋がなくては


携帯から目を上げて

それはただの道具で

縁を繋ぐ一部でしかないから


顔をあげて

縁を繋ぎたい人を探す

たとえ

さようならになったとしても

会えてよかったね

それはあなたの欠片だから


出会うのは石粉をけ飛ばすと同じ

それがゴミになるのか

ダイヤになるのか

決めるのは自分自身だ


春が来る

こんにちは

御縁が石になって転がっている


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ