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僕はニートでいいのかな

一緒に絵本かいてくれた友人二人、ありがとうございました。あなた方のおかげで授業中に書いていた絵本がこんな姿でこんな所でもう一度大衆の目に晒される事となりました。結局ニートの友達の名前、決まらなかったですね。不登 校児【ふとう こうじ】ですか?それとも○○ブルーですか?それとも・・・。

まぁ、こんなもの読んでませんよね・・・。

中学三年生のニート。

ニートとは、社会に出て働かない者の事をさす言葉だ。

実は、中学生はニートではない。わかりやすく言うと、小説や漫画によくはさまれている読者アンケート。アレをよく見てほしい。職業欄に学生というものがあると思う。それか、小・中学生と言う欄があるはずだ。

だから僕は本当はニートではないのはわかっている。

けれど、僕の中身はもう、ニートそのものである。それは、自分でもよくわかっているものだ。


今日もニートな僕は、社会に出て、働くことをしない。

ただ、遊ぶ。

ただ、生きる。

そして僕は今日も寝る。



今日のことを思い出す。



朝、学校へ行った。

友達の厄病神とあう。

たった一人の僕の大切な友達。

そのほかの人は全員・・・・・。

全員・・・・・。


僕は彼に会うために学校に行っているといっても過言ではない。というか、学校にすら行く理由があるのかすら不安になってしまう。

僕はニートだけれども、外へ出た。

たった一人の友達と出会い、話すためだけに。

これだけでニートじゃないんじゃないかと思うが、世間はそれを認めてくれない。

それでもまだニートとして扱われる。

本当は、僕もわかっている。

僕がニートであるがゆえに、読者アンケートにはいつまでたっても無職に丸をつけてしまう。

頭ではわかっている。小・中学生に丸がつけられることを。しかし体がそれを拒んでいる。

本当に?

本当は自分が拒んでいるのに体のせいにしているんじゃないの?

わからない。

ワカラナイ・・・


僕は学校では空気だ。

誰もいることにすら気がついてもらえないような空気。

いるのが当たり前で考えもしない空気。

学校では僕は空気だ。


この前、掲示板で質問してみたら、答えが一通返ってきた。

空気があるからみんな安心指定来ることが出来るんだよ。と。

きれいごとだ。

キレイゴト

所詮僕が自殺志願者だと思ってとめている善良ぶったいけ好かないやつだ。

ネットの向こうでも僕は、空気として扱われているんだ。



悔しくなって一日が終わり、夕方、僕は家へとたどり着く。

社会的駄目人間、ニート。

こんな生活でいいのかな?

こんな人生でいいのかな?



答えはわかっている。

良い訳がない。けれどこの生活を・・・ニートをやめれ事が出来ない。

悲しみは消えることなどないのだから。


そして僕は何一つ変わらぬまま、いつものニート生活に戻っていくのだろう。

僕はニートだから。

ニートでしか、ないのだから・・・・・。


僕は、所詮ニートなのだ。

哀れな






僕はニートでいいのかな

次回は共同絵本作家二人目の作品を勝手に加筆修正してお届けいたします。許してね。

次回、こんなニートな僕だけど。

今こそ立て!若者よ!

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