幼女、常時依頼④
ギャスパーさんは、他にも査定してもらいたい物はあるか私達に聞いて来た。
「ありますわ、全部出してしまってよろしいかしら」
「あ〜、全部出しちゃって良いよ」
「じゃあ遠慮なく」
『ドン』『ドン』『ドン』
「え!!!こんなにいっぱい・・・、
アリエッタちゃん、本当に規格外だね、それにプリフィちゃんも」
全部出しちゃって良いよと言われたので、私はテーブルにとりあえずもう1匹のオークを出し、テーブルの上にのせやすい様に、テーブルの近くにオークを18匹出すと、ギャスパーは驚いた様だった。
「これだけたくさんのオークを査定するのは時間がかかりそうだ、とりあえず査定して行くから待っててね?」
「わかりました」
こうして、私とお姉ちゃんは査定ギルド終わるまで待つ事にした。
そしてしばらくして査定が終わり。
「プリフィちゃん、アリエッタちゃん、オークは全て最高の状態だったから、1匹で1500Gで20匹だから、全部で30000Gだよ」
「そうですか、ありがとうございます」
待つ事数十分、やっと査定額が出て全て1500Gで買ってもらった。
「ギャスパーさん、ちょっと教えて欲しいのですが、ゴブリンってまるまる一体って査定額はつきますか?」
「ゴブリンかい?ゴブリンはまるまる一体は査定額はつかないね、討伐の証の左耳が500Gにゴブリンの魔石が100Gだよ、だからゴブリンは討伐されると森に放置される事が多いんだ、それも問題になっているくらいにね」
ギャスパーさんに、ゴブリンまるまる一体の査定額を尋ねると、ゴブリンがお金になる部分をあらためて教えてくれて、ゴブリンまるまる一体は査定額はつかないと教えてくれた。
そしてどうやらゴブリンの討伐で問題が発生しているらしい事も言った。
「ゴブリンを放置すると、そこに新たな魔物の群れが出来て、そしてそれにかかる討伐する費用が発生してしまうんだ」
「そうなのですね」
「だからゴブリンが討伐された後、ゴブリンを焼却して行く依頼も出していてね、数日に一度、そう言った依頼が出される事があるんだ」
私とお姉ちゃんはまだ依頼ボードを見てから、そう言った依頼を見た事が無い。
「あと、ゴブリンを放置しておくと上位の魔物が現れ始め、スタンピードと呼ばれる現象が発生する事もあるからね、だからと言ってゴブリンを討伐しない訳にも行かないんだ、ゴブリンを放置してもスタンピードが発生する場合があるからね」
「教えてくれてありがとうございます、大変勉強になりました」
そう言っているオークをそのまま置いて行って、お金を貰いその場を後にした。
「お姉ちゃん、やっぱりゴブリンは左耳と魔石以外お金になりそうもありませんわ?左耳と魔石を取って焼却処分したいですわ」
「まだダメよ、アリエッタ、ゴブリンを食べて見たくない?」
「嫌ですわ、ゴブリンなんて食べたくありませんわ」
もしかしたらゴブリンを食べられる方法があるかも知れないが、やっぱり人型でちょっと抵抗が私にはある。




